施術用の椅子が新しくなりました。
注文から1ヶ月半近く待って、ようやく完成。
先日パウゼにやって来ました。
そろそろ椅子を新しくしたいなぁ、そんなふうに前々からぼんやりと考えていたわけなのですが、これといって不具合があるわけでもないし、開業からずっと一緒だったという愛着もあって、なかなか行動に移せないままぐずぐずと時間ばかりが過ぎてゆき。
まぁ当分はこのままでもいいかなぁ、なんて気持ちになりかけていたのだけれど。
それがなぜだかあるとき突然、行動したくなりまして。
いろいろ調べて、お店をまわり、話をきいて、実際に座らせてもらったりして。
あ、これだ、これにしよう。
優柔不断な私にしては珍しく即決。
行動を起こして2日目にはもうお買い上げ。
革の色も、木材の色も、ヘッドカバーの色も、迷わずするする決まる。
これはどうしたことか。
いつもなら、よーくよーく考えて、たくさんたくさん迷って決めるんだけど。
めずらしく、あまり考えなかったのが良かったのかもしれない。
いや、今回はなぜかあまり考えなかった、というほうが正しいか。
こういうこともあるものなのね。
まぁそんなこんなでとうとうやって来た、新しい椅子。
なんだかものすごくパウゼに馴染んでいて、新しくなったことに気づかないお客様もいるかもな。
座り心地ももちろんいい。
そのへんをちゃんと研究して作られた椅子ですからね。
とはいえまだまだ新しくて。
なんだろうな、性能としては格段に良くなっていることは間違いないのだけれど、座った時に感じる余裕というか受け止められ感というか、"懐の深さ"みたいな感覚がまだまだだなぁといった感じ。
くたびれた椅子だからこそ持っていた、独特の安心感みたいなものがあったんだなぁと、今になってしみじみ感じます。(ちなみに先代の椅子はただいま自宅にて猫の特等席として活躍中)
新しい椅子もきっとこれから、先代の椅子と同じように毎日お客様を受け止めながら少しずつ成長していってくれることと思います。
というわけでパウゼは新しい椅子とともに、お盆期間中も休まず営業しておりますよ。