日記
謎のひまわり
現在、パウゼの庭には巨大なひまわりが数本。
なんだか見下ろされているような圧を感じます。
毎日何度もここを通る私がそんなふうに感じるのだからお客様はもっと「圧」を感じてしまうのではないのかと、じつはちょっと気になっています。
巨大なひまわりから見下ろされる感じ、このお店の雰囲気には合わないんだよなぁとわかってはいるのですがせっかく育ったのですからどうにかするわけにもいかず、今年の夏はこのひまわりとともに過ごすことにしております。
どんどん大きくなるひまわりを見上げて、どれほど大きな花が咲くのだろうかと期待していたのですがお花はけっこう普通。
花の姿が大きいとかちょっと変わってるとかそういったことはなく、ごくごく普通のひまわりでした。
むしろ巨大な葉っぱや極太の茎とのバランスから考えると「あれ?」といった印象。
花から「圧」を感じることはなく、やさしいひまわりといった感じです。
今年の庭には大きなひまわりを!と思ったわけではなくて、これはアクシデントというか予定外というか、とにかくこんなはずではなかったことで。
去年、庭で咲かせたミニひまわりがとても可愛らしかったので種を取っておいてそれを今年の春に植えたはずなのです。
パウゼのまわりに小さなひまわりがザクザクと咲いたら可愛いだろうなぁと思って。
それが順調に発芽していたはずなのに、気がつけばどんどん消えていき。
そしてわずかに残ったものはなぜだかどんどん背が高くなり。
どうしてこんなことになってしまったのか。
そもそも私が種を間違えたのか?
そんなはずはないと思うのだけれど、でも私ならやりかねないとも思う。
ミニひまわりはいったいどこへ?
そしてこの妙な巨大ひまわりはいったいどこから?
謎だらけです。
停電で気付かされたこと
先日の停電。
お客様がいないタイミングだったのでとくに慌てることもなく困ったことも発生せずに済んだのですが。
当店では、外が暗い時間帯の施術中に停電が発生した場合に店内が真っ暗にならないよう、店内の照明の一部を停電でも点灯する電球にしてあります。
店内の飾りのように置いてあるテーブルランプも充電タイプのものなのでいざというときには店内を照らしてくれます。
スピーカーも充電タイプのものを使用しているので、万が一施術中に突然停電が発生してもいきなり真っ暗で無音ということにはなりません。
のはずだったのですが。
先日の停電の時に、その「停電でも点灯する電球」がついていないことに気が付きました。
普段から当たり前に使っているものなのでそれが停電時に点灯するものだったことすら少しの間忘れていたほどで、しばらくして「あれ?そういえばここの電球って・・・」と異変に気がついた次第です。
いったいいつからこの電球は「普通の電球」になってしまっていたんだろう?
明るい時間、しかもお客様がいないタイミング、今回はこういった状況だったことに助けられましたが、準備をしていてもいざという時に役立てられないということもあるのだとあらためて気付かされました。
準備をしたことですっかり安心して、まさかそれがいざという時に作動しないなんてことを考えもしていなかった自分の甘さに反省です。
日頃からの確認、大事ですね。
とはいえ、何かが壊れるときって突然だしなぁ・・・普段からこまめに確認していたとしてもタイミング的に不運だったみたいなことも無いとは言えないのですが。
でもまぁとにかく確認は大事だと心に刻むことにしました。
電球は保証期間内だったためメーカーさんが交換してくれることにはなりましたが、いざというときのプランをもう少し細かく想定して心構えをしなければならないなぁと思っているところです。
日めくり
日めくりを手に入れてしまいました。
今年もすでに半年が過ぎてしまっているというこのタイミングで?と思われるかもしれませんが、これは曜日が入っていない万年カレンダー的なものなので大丈夫。
カレンダーの前半部分は来年のお楽しみに取っておくことができます。
日にちの確認という意味合いではなくて、この小さな空間で毎日何かしらの変化があるようにしたいという思いから手に入れた日めくりカレンダー。
以来、お店に入って一番にすることがカレンダーをめくることで、毎日店内に新しい景色が出現するということがとても気に入っております。
当初は色鮮やかでさまざまな場所が見られそうな「世界の絶景」の日めくりにしようと決めていたのですけれども、突然気が変わって「日本の絶景」にしてしまいました。
理由は「日本の絶景ならいつか実際に出かけていけそう」だから。
世界の絶景はどんなに憧れたとしても実際に行くのは難しそうだけど、日本の絶景はその気になればいつか行けるはず。
いつか行きたい!と思える絶景に、今日こそ出会ってしまうかな?
そう思いながら、毎朝カレンダーをめくっております。
心底おどろく
お店のドアを開けて足を踏み出した瞬間、足の裏に柔らかいものを感じました。
とっさに足を引っ込めて何を踏みそうになったのかと足元を見ると、ドアの前に猫がいました。
あと少しで猫を踏んでしまうところだったのです。
猫を踏みかけたことを知って、ものすごく動揺。
怪我をさせてはいないか、いや、大丈夫だったとしてもすごく怖がらせてしまったに違いないと思ったのだけれど、猫はまったく平気だったようで。
痛くもないし、びっくりもしていない。
挨拶程度にちょっと顔を上げただけで、あいかわらずドアの前で寝そべったまま。
やっぱり外歩きをしている猫さんはいろんな意味で強いです。
それにしても、心底驚いたときというのは声が出ないものですね。
踏んでしまう前に気がつけて本当に良かった。
ときどき猫がお店のドアの前で寝ている様子、何度か見かけて知っていたつもりだったのにすっかり油断しておりました。
これからはドアを開けたらまず足元を確認してから最初の一歩を踏み出すようにしなければ。
とても賢い猫なので、おそらく私以外の人がいる時にはドアの前で寝そべるなんてしないとは思うのですけれども。
念のため、お客様がお帰りの際にもドアを開けた瞬間に足元を確認するようにしなければと思っているところです。
今年は早い
庭のバラが咲きました。
今年は時期が少し早いような。
どういうわけだか毎年このバラは最初の花が父の命日あたりにちょうど咲くので、それを目安に開花を記憶しているのです。
だから今年は少し早い。
命日はもう少し先ですのでね。
開花が早いのはこのバラだけではなくて、ほかのバラたちも開花の準備が進んでいるように見えます。
今年はもしかしたら庭のバラが一斉に花が咲いてしまうかもしれません。
一年でいちばん当店が華やかになるシーズンが、もう少しで始まりそうな気配です。
今年もいちばんきれいなタイミングでお店の写真を撮って、トップページの画像を差し替えようと計画中。
満開の時期に雨が続かないことを願っております。