日記

2024-05-13 18:46:00

ナポリタン

つい最近読んだ本のおかげで食べ物の好みが一つアップデートされました。

喫茶店が好きなおじさんが主人公の小説、その中に出てくるナポリタンがそれはもうなんだかおいしそうで、しかもその作り方(というかコツみたいなもの)が説明されておりまして、そうなると実験好きな性分としましては試してみたくてたまらなくなるのです。

 

ナポリタンが好きなわけではなくて、あくまでも実験好きの好奇心。

じつは私、ナポリタンは興味がない食べ物のひとつ。

ケチャップ味というものにまったく心がおどらないので、自分から選ぶことはまずありません。

嫌いというわけではないのですが、あまり好きでもないのです。

 

そんな心躍らない食べ物のはずのナポリタンが、このたび読んだ本のおかげで「たまには作って食べたい料理」の一つに加わりました。

このナポリタンならまた食べたいなぁ、と。

もしかしたら本を読んでイメージした「美味しさ」が味覚に影響を与えてしまったのかもしれませんけれども。 

 

いまさら食べ物の好みなんて塗り替えられることはないんじゃないかと思い込んでいたのですが、そんなことはないようで。

食べ物に限らずですが「あんまり興味ないなー」ということも、別の視点から見てみるとあっさり心変わりしてしまうこともあるのでしょうね。

 

好奇心、想像力、あらためて大切だなぁと再認識です。