日記
心底おどろく
お店のドアを開けて足を踏み出した瞬間、足の裏に柔らかいものを感じました。
とっさに足を引っ込めて何を踏みそうになったのかと足元を見ると、ドアの前に猫がいました。
あと少しで猫を踏んでしまうところだったのです。
猫を踏みかけたことを知って、ものすごく動揺。
怪我をさせてはいないか、いや、大丈夫だったとしてもすごく怖がらせてしまったに違いないと思ったのだけれど、猫はまったく平気だったようで。
痛くもないし、びっくりもしていない。
挨拶程度にちょっと顔を上げただけで、あいかわらずドアの前で寝そべったまま。
やっぱり外歩きをしている猫さんはいろんな意味で強いです。
それにしても、心底驚いたときというのは声が出ないものですね。
踏んでしまう前に気がつけて本当に良かった。
ときどき猫がお店のドアの前で寝ている様子、何度か見かけて知っていたつもりだったのにすっかり油断しておりました。
これからはドアを開けたらまず足元を確認してから最初の一歩を踏み出すようにしなければ。
とても賢い猫なので、おそらく私以外の人がいる時にはドアの前で寝そべるなんてしないとは思うのですけれども。
念のため、お客様がお帰りの際にもドアを開けた瞬間に足元を確認するようにしなければと思っているところです。
今年は早い
庭のバラが咲きました。
今年は時期が少し早いような。
どういうわけだか毎年このバラは最初の花が父の命日あたりにちょうど咲くので、それを目安に開花を記憶しているのです。
だから今年は少し早い。
命日はもう少し先ですのでね。
開花が早いのはこのバラだけではなくて、ほかのバラたちも開花の準備が進んでいるように見えます。
今年はもしかしたら庭のバラが一斉に花が咲いてしまうかもしれません。
一年でいちばん当店が華やかになるシーズンが、もう少しで始まりそうな気配です。
今年もいちばんきれいなタイミングでお店の写真を撮って、トップページの画像を差し替えようと計画中。
満開の時期に雨が続かないことを願っております。
ガサガサですが
先週の後半、たいへんな肌荒れを起こしてしまいました。
春先に始まった目の周り&おでこの赤みとかゆみ、病院の診察を受けてからはどうにかコントロールするコツをつかんでうまく付き合ってきているつもりだったのだけれど、いきなり悪化、ものすごく悪化。
しかも頬や首にまで症状がひろがり、まぶたまで赤く腫れてしまいました。
接客の際はマスクをしておりますのでそれほど目立たなかったはず。
異変に気がついたとしてもせいぜい「パウゼさん、今日はなんだか目がはれぼったいねー」くらいだったのではないかと。
ちょうどうまい具合にお店の休業日が重なったのも幸運でした。
たいていのことは「まぁどうにかなるでしょう」という気質の私でも、さすがに今回ばかりは鏡を見るたびに気持ちが落ち込みました。
この顔、ちゃんと治るのかしら。
症状がもっとひろがって、顔全体が赤く腫れるなんてことになったらどうしよう。
鏡を見るたびにこの先どうなるのかと不安で不安で。
それにしても、どうしていきなりこんなにも悪化してしまったんだろう。
化粧品を変えたわけでもなく、体調を崩したわけでもなく。
突然なにかのアレルギーを発症してしまったとか?
いろいろ考えているうちに、ひとつ思い当たることがありました。
先週、庭の木の剪定をしたんです。
この枝を切る時はいつも鼻がムズムズするし、顔もなんとなくチリチリと痒い感じがしておりました。
去年まではその程度で収まっていたんだけれど、今回はもともとの肌荒れが完治していないという弱った状態で挑んでしまったことが良くなかったのでしょうか。
もしかして、と思いその植物のアレルギー症状を調べてみると、肌荒れ以外にも思い当たる不調が。
あーこれかもしれない、ということで。
今はもうファンデーションを塗ってしまえばほとんどわからないくらいに赤みはおさまり、まぶたや頬の腫れもほぼなくなりました。
肌の状態は決して良いとは言えないものの、鏡を見るたびにしょんぼりするようなことはなくなりました。
そのようなわけで顔じゅうあちこちガサガサ状態なのですが、本人はいたって上機嫌で過ごしております。
けっこう痛々しいくらいのガサガサ肌なので「あらー、パウゼさんたらどうしちゃったのー?」と気になってしまうこともあるかもしれませんが、絶賛回復中ですのでどうぞご心配なく。
桜の花
パウゼの庭にある小さな桜、今年も元気に花を咲かせてくれました。
ただ残念なことに、今年の大雪で根元付近から折れてしまっているのです。
雪どけを待ってひとまず折れ曲がってしまった木をそーっと起こして「この先どうしましょうか」と考えているうちにどんどん成長が進んでしまったので、それなら花が終わるまでは余計なことをしないでおこうと決めたのでした。
折れた部分はけっこう痛々しい状態に見えるのですが、花の部分を見ていると「こんなの全然平気ですよ」といった感じ。
植物の強さって、本当にすごい。
とはいえほんとうにざっくりと折れてしまっているので、このままというわけにもいかないんだろうなぁと心配はしているのです。
花が終わったら、どうにかしなくては。
パンダ
つい先日「パンダガジュマル」という植物を知りました。
「パンダ」という名前だけでも好きになってしまいますが、どんな姿なのかを確認するともう完全に「大好き」レベルに。
一目惚れです。
ぜひともパンダガジュマルをパウゼにお迎えしたい!
どうしてもどうしても欲しくなってしまったのです。
ただ、この植物を知ったきっかけが母の日ギフトのカタログだったもので「ギフトになるってことはお手軽に入手できる植物ではないのか?」と思いちょっと調べてみたところ、観葉植物専門店からのお取り寄せをするのであれば珍しいというほどではなさそう。
でも希少種という表現もちらほら・・・
ホームセンターとかで手軽に買えちゃったりするものではないのかもしれないと覚悟しつつもまずは念のため探してみようということで出かけてみると、なんとあっさり出会ってしまいました。
パンダガジュマルという存在を知ったその翌日に実物を手に入れることができたなんて、あっという間に願いがかなって心底びっくり。
というわけで、パンダガジュマルがパウゼの窓辺に仲間入りしました。
願いがかなってそれはそれは大満足なのですけれど、もうひとつだけ欲を言うならばこのパンダガジュマルの鉢にパンダを飾りたいと思っているところ。
2〜3cmくらいの小さな小さなパンダを探しています。
もしどこかで小さなパンダを見かけたら「パウゼさん、コパンダ見つけましたよ!」と教えていただけますと嬉しいです。
コパンダ情報、お待ちしております。