日記
AIさんにきいてみよう
ハンドメイド雑貨の販売サイトに出品する際に商品説明の文を考えるのがなかなか面倒。
この商品説明をAIがつくってくれるシステムというのがけっこう前からありまして、最初の頃に試してみたところたしかに魅力的な文章を作り上げてくれてこれは便利だねぇと思ったのですが。
ただ残念ながら、真実ではないこともサラリと盛り込んでしまう。
商品を魅力的に伝えようとするあまりついうっかり大げさな表現になってしまった、って感じ。
うーん、これは困るなぁ。
どんなに魅力的な商品ページになったとしても、真実ではないことを載せるわけにはいきません。
やっぱり自分で作ったものは自分の言葉で表現しないとダメってことなのねと、久しくその機能は利用していなかったのでした。
それがつい先日、ちょっと気まぐれで試したみたところずいぶんと使い勝手が良くなっているような印象。
勢いあまってついつい大げさに・・・みたいなことはなく、とてもいい感じに作り上げてくれました。
自分じゃこんなふうに魅力的な文は書けないなぁ、やっぱりAIって便利なのね。
ただ欲を言えばほんの一部分、ちょっとだけ変えてほしいところがあるなぁ。
そう思って文章の生成を繰り返せば繰り返すほど、自分のイメージからどんどん離れた雰囲気の商品説明文になっていってしまうのです。
実際はごくごくシンプルな雑貨たちなのに、なぜか「キラキラな世界の華やかな雑貨」といったイメージの紹介文に転がっていってしまいました。
ちがう、そうじゃないのよAIさん、そっち方面に変化していってほしいわけではないのですよ・・・
おそらく私がAIのために提供する言葉の選び方が下手なんだろうな。
うまく使いこなせていないってコトなんでしょうね。
とはいえAIがつくりだす商品説明文はとても勉強になります。
こういう表現をすれば魅力的に感じるのかー、とか、こういった言葉を使うといい感じなのね、とか。
自分の頭ではひねり出せないというか、自分の枠からはみ出した表現を見せてくれるのは本当におもしろいと思う。
これからはAIさんの意見も参考にしていこうと思います。
先輩猫
今日、お店の前でいつもの黒猫さんに出くわしました。
私の姿を見て、トコトコとやって来てくれたのです。
いつものようにキャットニップの枯れ枝の前で私にスリスリしてご挨拶。
私も猫目線になろうとしゃがんでみたら、少し離れたところでこちらの様子をうかがうキジトラ猫さんを発見。
この猫も最近よくパウゼの庭で見かけるようになりました。
ぽってりとした大きな体にマヌルネコみたいな顔をした、なかなか可愛らしい猫です。
まだこの猫とは仲良くなれておらず、いつもは私に会うと慌てて逃げてしまいます。
たまたま偶然居合わせてしまったのか、それとも黒猫さんの後をつけてきたのか。
後者だとしたら、もしかしてパウゼのキャットニップをかけて縄張り争いになってしまうのでは?とヒヤヒヤしながら観察してみたところ。
私から離れて歩き出した黒猫さんのもとへ、キジトラ猫が小走りに近づいていきました。
とうとうケンカになるのか?
どうしよう、猫界のことにニンゲンが介入するのは良くないとは思うけど、どちらかが怪我をするような事態になっても困るし(おそらくどちらも飼い猫さんだと思うので)
いざとなったら私が間に入ったほうが良いだろうか?
なんてことを大真面目に考えていたのだけれど。
猫たちは鼻をくっつけてご挨拶しているような感じ。
あれ、大丈夫なの?と思っていたら、黒猫さんがふたたび私のもとへ戻って来ました。
キジトラさんは離れたところで私たちを見ています。
黒猫さんは私にスリスリしてから、またふらりと離れます。
すると黒猫さんに駆け寄るキジトラさん。
そんなことを何度か繰り返してから、2匹で去って行きました。
なんだったんだろう。
黒猫さんがキジトラさんに「このニンゲンは大丈夫だよ」と教えてあげているのか?
「ほら、スリスリしても大丈夫でしょう?」とか。
「このニンゲン、撫でてくれたりもするんだよ」とか。
このあたりの事情を先輩猫としてキジトラさんに教えてあげているのだろうか?
なんて、勝手にいろいろ想像して楽しんでしまいました。
猫たちがなにをしていたのか本当のところはわかりませんが、今後、お客様の施術中にパウゼの玄関先で猫の縄張り争いが始まってしまうということはなさそうで安心いたしました。
見直し計画
以前、「この時期恒例の肌荒れがひどくなって」というようなことを話題にしましたが、あれからすっかり完治したかというとそうでもなくて。
良くなったので油断していたら、つい先日またぶり返してしまいました。
「なんとなく治まったからもういいかなー」という感覚でいてはダメなのねと心を入れ替え、今はきちんと治療をしながら生活を見直したりしているところです。
顔に症状が出たので顔に使用する化粧品たちを見直し必要最小限のものだけでスキンケアをしておりますが、これくらいシンプルなお手入れでもべつに困らないのねということを発見したのは収穫です。
私の年齢だといろいろ「衰え」ていたり「不足」していたりするのではないかと思ってついつい「補う」ことを重視して製品を選んでしまいがちなのですが、最小限のスキンケアを続けて1ヶ月近くになるもののこれといって困ったこともなく「不足」を感じることなく、これはこれで良いのではないかと思うように。
まだそれほど過保護にしなくても頑張れるらしい、と気がつけたのは嬉しいことです。
そこで、もしかしたら今後は顔だけではなく頭皮や体のほうも敏感肌になってくるかもしれないと思いヘアケアやボディケア製品の見直しも始めたところです。
ヘアケアやボディケアに関してはとくに不満も肌トラブルもないのでまだまだ今までどおりでもかまわないのですが、製品選びの視点をこれまでの「こんな肌になりたい」とか「こんな髪になりたい」という理想を求めるところから「肌に負担をかけにくいもの」ということに変更して探していくと、新たな発見があってなかなか楽しいものです。
いざとなったらこういう製品にシフトしていかなくてはな、という考えから始まった見直し計画ですが、いざとならなくても今から変えていこうかなという気持ちになってきております。
赤・青・緑
ヘルスケア関連の雑誌を読んでいてちょっと気になった記事がありました。
自律神経機能に関する理論を一般の人にもわかりやすくアレンジしたもので、身体の状態を3色のイメージで理解することによるメンタルケアのお話です。
私の理解不足や言葉が足りないことで誤解を招いてしまったり間違った伝え方になってしまってはいけないのでその理論についての詳しいご紹介は避けますけれども、赤・青・緑を感情のイメージと結びつけるというのはなんとなく状態が想像できるのではないかと思います。
そのうえで
「自分が赤や青の状態になってしまっているときには、その原因を探して赤や青を減らそうとするのではなく、緑をブレンドしていくイメージで」
「自分の中の苦しい気持ちを減らそうと頑張るのではなく、赤や青はそのままでいいから緑を増やすことを心がけると体も心もラクになっていきますよ」
といった考え方のようです。
たしかに、イライラとか落ち込みというような自分の中の困った感情を減らしたいときにはその原因を取り去れば良いのではないかと思ってしまうけれど、それってかなりしんどい作業です。
私だったら、その作業を頑張ることでますます心が消耗してしまいそうな気がします。
そんなときに「赤や青はひとまずそのままでいいから、緑を足せば?」と言ってもらえたら、なんだかとても心が軽くなりそうだなぁと。
考え方は人それぞれですから、この理論がしっくりこないという人ももちろんいるかと思います。
原因をちゃんと見極めてそれを解決しないとダメなんじゃない?という考え方もあると思います。
ただ、もしこの「ひとまずそのままでいいから緑を増やしていきませんか?」という考え方を気に入った人が私以外にもいるのであれば、ぜひ自分にとっての「緑」探しをしてみてはいかがでしょうか。
五感が喜ぶものを探すことから始めると良さそうです。
ホッとする景色、あたたかい気持ちになる音、触ると心地よいもの、一緒にいるとラクな人、などなど。
そしてこの赤青緑の理論を読んでいちばん強く思ったのが、当店も誰かにとっての「緑の場所」になれたらいいなぁ、ということでした。
この理論、もう少し詳しく知りたくなったので現在これに関する本を読んでいるところなのです。
もしもノート
「もしもノート」というものが100円ショップにあるらしい、という情報を仕入れたのでさっそく手に入れてみました。
自分に「もしも」のことがあった場合にそなえていろいろな情報を書いておくためのノートです。
個人事業主だし独身だし、お店と自分の情報は自分だけで抱え込んでいる状況。
これは良くないなぁと前々から考えていたものの、行動を起こすことはしていなかったのでした。
そこで「もしもノート」です。
ただ私の場合は自分の情報を知ってほしいという使い方ではなく親や兄弟に迷惑をかけてしまわないために必要な情報をのこすという目的なので、このノートでは書き込むページがものすごく少ないことがわかりました。
最初から空欄ばかりが続くノートでは、いざというときに家族が見つけたとしてもパラパラとめくって「これは使ってなかったんだね」と捨てられてしまいそうです。
どうせまた好奇心で買ってみただけなんじゃない?いつものことだよね、なんて言われそう。
なので、ちいさくてうすっぺらくて見た目は私好みのデザイン、そんなノートを手に入れて私なりの「もしもノート」を作ることにしようと決めました。
せっかく買った「もしもノート」は使うことがなさそうだけれど、とても参考にはなりました。
私にとっての「いざというときに必要な情報」というのは自分やお店に関する手続きのことしか考えていなかったけれど、そういえばこういう情報はできれば使ってほしいなぁとか、普段から話題にして家族にきちんと伝えておいたほうがよさそうだなぁとか、いろいろ考えるきっかけになりました。
だからやっぱり買ってよかった、と思っています。