日記

2024-11-25 18:33:00

そろそろ見納め

このお店はいつまで夏みたいな造花を飾っているんだろう?

この辺を通る人達からはもしかしたらそんなふうに思われているかもしれません。

店主の私から見ても、このカラフルでヒラヒラした花たちは11月下旬の風景には馴染まない気がしますもの。

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でも造花じゃなくて、いまだに元気に花を咲かせている本物の金魚草なのです。

調べてみると、金魚草って寒さに結構強いらしい。

勝手なイメージで「春夏って感じ」で「寒さに弱そう」なんて思っていたけれど、そうではなかったのですね。

 

朝の冷え込みでもう何度も凍っているんですけれども、なぜか傷むことなく昼間は元の姿に戻ります。

凍ってしまったらだめになるものだとばかり思っていたけれど、ぜんぜんそんな様子がなくてびっくりです。

さすがにもう成長はしていなくて終わりに向けた準備といった感じなのですが、最後の花をきれいに咲かせてくれている間は見守ってあげたいなぁと。

この寒い中で頑張らせてしまうのもかわいそうな気がして、もういいよと引退させてあげたい気持ちもあるのだけれど。

でもここまで頑張っているならば、最後まで見届けてあげたい気持ちのほうが勝りました。

 

きれいな花を見て嬉しくなるのと同時になんとなく切ない気持ちになるのは、これがいよいよ今シーズン最後の花だからでしょうか。

パウゼの庭の花もそろそろ見納めです。