日記

2025-01-24 19:01:00

変わり者かと思っていたら

子供の頃、肉まんとかあんまんを食べるたびに「中の具はいらないから、この白いふわふわの部分だけを食べたい」と願っておりました。

だから私にとって「◯◯まん」中の「あん」の部分は先にやっつけるもの、生地の部分は最後にゆっくりと堪能するもの、なのでした。(ここでお気づきでしょうが、私、好きなものは最後に食べたいほうです)

 

中身は本当にいらない。

全部が生地だったらいいのに。

 

そんなふうに心の底から思っていたものの、肉まんやあんまんを毎回喜んで食べている兄弟たちを見ていると自分のこの感覚はおそらく普通とは違うものなんだろうなぁと子どもながらに感じて、誰にも打ち明けることがありませんでした。

これを言ったら変な子どもだと思われる、そう思っていたんです。

 

それなのに。

なんとびっくりです。

先日、スーパーで見つけてしまいました。

商品名はたしか「すまん」だったでしょうか。

子供の頃にあんなにも願っていたものが商品化されているなんて!

 

商品化されているということは、私みたいな好みの人がけっこういたってことなのでしょうか。

肉まんやあんまんの具がいらない、そんな自分は変わり者だと子供の頃から思っていたのに。

 

変わり者ってほどでもなかったということが判明。

いまなら告白しても大丈夫ですね。

 

世の中にたくさんある「◯◯まん」の中で、具の入っていない「すまん」がいちばん好きだー!と。