日記

2025-04-04 13:26:00

先輩猫

今日、お店の前でいつもの黒猫さんに出くわしました。

私の姿を見て、トコトコとやって来てくれたのです。

 

いつものようにキャットニップの枯れ枝の前で私にスリスリしてご挨拶。

私も猫目線になろうとしゃがんでみたら、少し離れたところでこちらの様子をうかがうキジトラ猫さんを発見。

この猫も最近よくパウゼの庭で見かけるようになりました。

ぽってりとした大きな体にマヌルネコみたいな顔をした、なかなか可愛らしい猫です。

まだこの猫とは仲良くなれておらず、いつもは私に会うと慌てて逃げてしまいます。

 

たまたま偶然居合わせてしまったのか、それとも黒猫さんの後をつけてきたのか。

後者だとしたら、もしかしてパウゼのキャットニップをかけて縄張り争いになってしまうのでは?とヒヤヒヤしながら観察してみたところ。

 

私から離れて歩き出した黒猫さんのもとへ、キジトラ猫が小走りに近づいていきました。

とうとうケンカになるのか?

どうしよう、猫界のことにニンゲンが介入するのは良くないとは思うけど、どちらかが怪我をするような事態になっても困るし(おそらくどちらも飼い猫さんだと思うので)

いざとなったら私が間に入ったほうが良いだろうか?

なんてことを大真面目に考えていたのだけれど。

 

猫たちは鼻をくっつけてご挨拶しているような感じ。

あれ、大丈夫なの?と思っていたら、黒猫さんがふたたび私のもとへ戻って来ました。

キジトラさんは離れたところで私たちを見ています。

 

黒猫さんは私にスリスリしてから、またふらりと離れます。

すると黒猫さんに駆け寄るキジトラさん。

 

 

そんなことを何度か繰り返してから、2匹で去って行きました。

 

なんだったんだろう。

黒猫さんがキジトラさんに「このニンゲンは大丈夫だよ」と教えてあげているのか?

「ほら、スリスリしても大丈夫でしょう?」とか。

「このニンゲン、撫でてくれたりもするんだよ」とか。

IMG_6353.jpeg

このあたりの事情を先輩猫としてキジトラさんに教えてあげているのだろうか?

なんて、勝手にいろいろ想像して楽しんでしまいました。

 

猫たちがなにをしていたのか本当のところはわかりませんが、今後、お客様の施術中にパウゼの玄関先で猫の縄張り争いが始まってしまうということはなさそうで安心いたしました。