日記
枯れ草
パウゼのドアの前に枯れ草がワサワサ生えているんですけれども。
枯れ草が生えている、というのはおかしいか。
枯れた草がそのまま放置されている、という状況ですね。
少し前までは元気だったんですよ、朝に凍れた葉っぱも昼間はシャキッとした姿に戻っていたので。
さすがハーブは強いねーなんて感動しておりましたが、すっかり冬の寒さとなってしまったらやはり今年の活動を終了させたようです。
こうなるともう切らなきゃいけません。
お店のドアを開けたら目の前に枯れ草がワサワサだなんて、ちょっといただけない。
なんですが。
今日、お店の前で黒猫さんと鉢合わせ。
なんの迷いもなく真っ直ぐにのしのしやって来たご様子、これは間違いなく目的があってのことに違いないのです。
なんとなくぶらぶらやってきた感じではありません。
どうやら黒猫さんの目的はドアの前の枯れ草、つまりキャットニップのようでして。
私に警戒してビクビクしていたにもかかわらず、枯れ草をあげてみるとそれはもうごきげんで。
寒くなってからは私があまり外に出ないから気づいてなかっただけで、猫のお散歩コースとしてパウゼの前はまだまだ活用されていたようなのです。
これじゃあまだまだ枯れ草の撤去はできません。
寒い中せっかくここまでやって来たのにキャットニップが突然なくなっていたらすごくがっかりするんじゃないかと。
猫たちの楽しみを奪うことはできません。
このまま雪に埋もれるまで、そしてなんなら春になって雪がとけて新芽がでるまで、枯れ草はこのままにしておこうと思います。
お店の景観としては少々みっともないのだけれど、これは猫たちの楽しみのためなので。
パウゼにご来店の際はどうかこの枯れ草をあたたかく見守っていただけたらと思います。