日記
苦手な時期
今日から本格的に新年の仕事が始まるというかたもいるでしょうし、その逆にようやく今日あたりからゆっくりできるんだよねというかたもいらっしゃることでしょう。
パウゼはすでに新年の営業をスタートしてはおりましたが、普段どおりの営業時間に戻ったのは今日からです。
とはいえいつものことなのですけれど、世の中が動き出すころというのはこのお店はヒマなのです。
お正月休みにゆっくりと充電できていたりするでしょうし、そして仕事が始まったばかりでバタバタしていたりで、ここのような場所はあまり必要とされないタイミングなのでしょうね、いやもしかしたらほかのお店は違うのかもしれませんが。
少なくともパウゼのお客様はそのような傾向にあるのでしょう。
お正月に店内がヒマな空気で満たされるというのはゆったりしていてとても好きなのだけれど、世間のお正月休みが明けた頃にこの空間に一人でいる時間が長いというのはちょっと苦手。
お店がヒマで焦るとか一人でいる時間が長すぎて寂しいとかそういうことではなくて、うまく表現できる言葉が見つからないのだけれど、とにかく世の中の仕事始めの頃の空気感がちょっと苦手なのです。
年末が忙しいから、急にヒマになるとその反動で気持ちがすとんと落ちてしまうのでしょうか。
それとも年末の忙しさでいったん燃え尽きちゃった感じなんでしょうか。
今年はどんな年になるだろうかという期待の気持ちよりも、今年もまたあんなことやこんなことを乗り越えていって・・・というような「今年もまたやっていかなければならないこと」を考えてちょっとうんざり気味になってしまうんです。
一年って長いよなぁ、と思ってしまうこの時期。
いやもしかしたら一年が長いと感じるのは新年のこの数日間だけかも。
この「ヒマな数日間」が過ぎればまたいつもの日々が戻ってきてこんな弱気はきれいさっぱり忘れてしまうというのは毎年恒例のこと。
ひとつひとつ目の前のことをこなしていくうちに気がつけばまた一年が過ぎようとしていて「一年ってあっという間ですよねー」なんて笑っているのも毎年恒例のことなのでした。