日記
2023-01-13 18:11:00
へんなひきだし
今日、大親友からプレゼントが届きました。
添えられていたカードの一言で、そうだそういえばそもそも私達は短大で出会ったんだったね、という原点をかなり久々に思い出したのでした。
私達はめったに思い出話的なものをしないからかもしれません。
別に昔話を避けてるわけではなくて、一番興味があるのはつねにお互いの「今」だからなんじゃないのかなと思う。
ひと目で彼女のものとわかる、独特な筆跡が私はとても好きです。
もし名前が書かれていなくても、彼女が書いたと絶対にわかると思う。
そんな慣れ親しんだ文字達を見ていたら、学生時代に彼女のとる授業のノートはとても見やすかったなぁと、そんなことまで思い出しました。
それに対して私のノートは別の友人に「ちゃんとメモは取ってるんだろうけど、とにかく絵が下手すぎて余計わかんなくなるわ!」と笑われたのでした。
なんの授業だったかは忘れましたが、理系の学科だったのでノートに図を書いたりすることも多かったのでしょう。
大親友からの手書きのメッセージカードで、記憶のヘンな引き出しが開きました。
たしかに私は絵が下手だとおもう。
父親はとても絵が上手な人だったのに。
風景とかそういったものも上手だったし、ちょっとしたイラスト的なものも上手だったはず。
昔、父の葬儀で遺影を見た私の知り合いから「お父さんにそっくりだったんだねー!」と言われたことがあったけれど、似ていたのは見た目だけ。
見た目じゃなくて絵の才能を受け継ぎたかったものだなぁといまだに時々思うのでした。