日記
晴れた日のひそかな楽しみ
こんな小さなパウゼにも窓が2ヶ所ありまして。
施術チェア側の小さな窓、ここは午前中に太陽の光が降り注いでとてもいい感じの明るさになるのです。
そんな「いい感じの明るさの窓」を眺めていたら、ここにきれいな青いものを飾りたいなぁとひらめきました。
昔から一番好きな色は青なのだけれど、じつはパウゼの空間には青いものって少ないのです。
ここには赤いものがいちばんよく似合うような気がするので。
店内に青いものが置きたいなぁと感じること自体がとても珍しく、だからこそこれはどうしても実行しなければと思いました。
最近、できるだけ直感を大切にするよう心がけているもので、すぐに「きれいな青いもの」を探したのです。
そうやって探しているときに一番最初に惹かれたのがハチドリのサンキャッチャー。
透き通った青い鳥に一目惚れです。
もちろんほかにもいろいろ素敵なものが見つかったりしたのだけれど、迷いだしたらきりがないのでここはやっぱり最初に好きだと感じたものを手に入れることにしました。
というわけで先週からパウゼの小窓にはキラキラな青い鳥がぶらさがっております。
午前中、とくにお昼近くくらいの時間帯がいまはいちばんキレイです。
とはいえこれは本来サンキャッチャー、虹の光を作りだせるもの。
パウゼの窓はすりガラス風になっておりますから、サンキャッチャーとしての魅力をじゅうぶん出しきれているかといえば決してそうではなく。
だから晴れた日の夕方、お客様がいないときだけ限定で、大きなほうの窓を開けて太陽の光をサンキャッチャーにあてるのが私のひそかな楽しみ。
サンキャッチャーに直接太陽に光があたると、虹の光をたくさん作り出してくれるのです。
たくさんの小さな虹の光に満たされた店内、それはそれはすてきな光景ですがやはり施術中には向かない華やかさ。
お客様にとってこの青い鳥は、パウゼの小窓で控えめにキラキラしている姿がちょうど良いようです。