日記
ゆで卵製造機
先日、ちょっと訳あってゆで卵製造機(という呼び方は正しくないのかもしれないけれど)を買いました。
通販番組を見た母が欲しがったもので。
えー?ゆで卵のためにわざわざ専用の調理器具って、買う必要あるの?
タイマーかけて、お鍋でグラグラ茹でれば済む話じゃないの?
と思ったのだけれど。
なんだかおもしろそうだなぁという好奇心のほうが勝ってしまいまして。
結論。
買って正解。
いやー、道具って便利ね。
しかも驚いたことに、半熟卵がおいしい。
半熟卵が苦手な私が美味しいと感じてしまったことに、驚き。
世の中の人たちが半熟卵を美味しいと言うわけがようやくわかりました。
このおいしさをみんな知っているのに、私は今まで知らなかったというわけか。
でもきっと、おいしい半熟卵を毎回きちんと自分で茹でられるかというと、雑な性格の私には到底無理そうです。
ゆで卵製造機はゆで卵を作る器具ではなくて「おいしいゆで卵」をつくる器具だったのね。
目からウロコでした。
買う必要あるの?なんて思っちゃってごめんなさい、私みたいな雑な人にこそ必要な調理器具でした。
というわけで卵に関してはずいぶん長い間、半熟卵の美味しさを知らないという残念な時間を過ごして来た私。
その残念な時間を取り戻すかのように、お昼のお弁当に半熟卵を活用する機会が増えました。
まぁ、「活用する」なんてえらそうに言ってもサラダにのっけるくらいのものなんだけれど・・・
卵、いいですよね。
「ちゃんと栄養とってるなー」という気分になります。
いろんな栄養が詰まってますものね、卵。
薬膳の視点で見ても、卵は気を補う、なんて言われておりまして。
ほとほと疲れたなぁ・・・なんだか弱ってるなぁ・・・と感じたときには、ガツンとしたスタミナ系のお料理だとかえって疲れちゃったりしますから、ふわふわとろとろの卵料理で体にやさしく元気を届けてあげるほうが良いのではないかなぁと思うんですよ。
それになんだか、ふわふわとろとろのものを食べてるときって、心がやさしくなるような気がしませんか?