日記

2024-05-18 18:30:00

室温問題

今日のような、いきなり夏みたいな気温になってしまう日。

今朝もラジオでは「暑さに体が慣れていない時期なので熱中症にはじゅうぶん注意して・・・」というようなことが言われておりました。

たしかにそうです、暑さに体が慣れていない。

そしてその一方で「冷房にも体が慣れていない」ような気がするのです。

そんなふうに感じるのは私だけでしょうか。

 

この時期、午前中のパウゼは夜から朝にかけてのひんやり感が残っているので今日みたいに朝から気温が高めでも窓を開けていればちょうど心地良い感じです。

とはいえ来客中は窓を開けられませんので、午後になってくるとやはり室温が上がってきます。

お客様のいないタイミングで一旦室温を下げようと冷房に切り替えてみたのですが、冷房の風はまだ刺激が強い感じがしました。

設定温度高めにもかかわらず、やはり冷房の風は私の肩や肘をじわじわと重だるくしていきます。

体が夏モードになるまでは、冷房との付き合い方は特に要注意だなぁと感じました。

 

毎年同じことを言っていると思うのですが、これからの季節は特に店内の暑さ・寒さに関してはどうかどうか我慢も遠慮もしないでほしいのです。

季節に関係なく、お客様に対しては施術のはじめの段階でできるだけ「今、お部屋の中は寒かったり暑かったりしていませんか?」と確認するようにはしておりますし、大丈夫ですと言われた場合でも「途中で寒くなったり暑くなったりしたらいつでも声をかけてくださいね」ともお伝えするようにはしているのですけれども。

でもやっぱり、なかなか言い出しにくいかたもいらっしゃるだろうなぁというのは重々承知しているんです。

施術中に会話をしていない状況であればなおさら、声をかけにくいだろうなぁと思うのです。

とはいえ、施術中に何度もこちらから「寒くないですか?暑くないですか?」なんて尋ねられるのもうっとうしいでしょうし、ましてやウトウトと気持ちよくまどろんでいるタイミングだったら余計なお世話どころか迷惑行為になってしまうと思うので、お客様が寒そうにしていたり暑そうにしていない限りは施術中の確認はなかなかできないのが本音です。

 

そしてこれも毎年言っていることなのですが、もしよろしければ、施術中はエアコンのリモコンをお客様に委ねてしまってもかまわないのです。

ただこれも実際に言われると困ってしまうだろうなぁということでお客様に言ったりすることはほとんどないのですけれども、店主の気持ちとしてはお客様がご自由にじゃんじゃん室温調整していただいてかまわないのです。

 

というわけで、施術中の室温に関することはどうか遠慮なさらず。

お客様が快適だと思う温度にしたいというのが店主の希望です。

施術中にちょっと室温を調整してほしいなぁと思った時にはひとまず「あのー」と声をかけていただくだけでかまいません。

あとはこちらからご要望をおたずねいたしますので、お声掛けのきっかけだけお客様からいただけましたらとてもありがたいです。

また、何度も何度も調整してもらうのもなんだか悪いなぁと思う必要はまったく無いのですけれども、それでもやっぱりちょっと気をつかってしまうという場合には「もしよければ自分で温度調節したいのですが」とお声をかけていただけましたら、それはもう喜んでリモコンをお渡しいたします。

いつでもお好きなときにお好きな温度設定・お好きな風量で快適な時間をお過ごしいただけたら、とても嬉しく思います。

 

来店時にはちょうどよいと感じていた室温でも、施術が進んでいくうちに「眠たくなってくるとちょっと寒い感じがするなぁ」ということもありますし、逆に「体がポカポカしてきてちょっと暑く感じてきたなぁ」ということもございます。

室温の快適さというのは個人差がございますので、くれぐれも我慢だけはなさらないようお願いしたいと思います。

いつでも何度でも、遠慮なくお声をかけてくださいね。

2024-05-17 18:25:00

どんどん便利になるけれど

昨夜、iPhoneでタッチ決済ができるようになったとのニュースを目にしました。

へー、そうなのー、なんて人ごとみたいにそのニュースを読んでいたのだけれど、あれ、まてよ、そういえば今日届いてたメールってこのことか!と気がつきました。

このニュース、パウゼにも関係大アリだったのです。

 

お客様がクレジットカードでお支払いをするという場合には通常であれば読み取り専用の端末を使うのですが、この端末を使う代わりにお店側のiPhoneで読み取りができてしまうようになった、というもの。

本来、事業者がカード決済を導入する際には端末を購入する必要があるのですが、これからはiPhoneを使っているのであれば決済用端末を購入せずに済むというわけで、事業者側のカード決済導入のハードルが少しだけ下がったということになるのかもしれません。

とはいえ現在のところはまだiPhoneで決済が可能なブランドが限られているとのことなので、ものすごく便利になりましたよ!ということでもないらしいのだけれど。

当店はすでに決済用の端末がありますのでiPhoneでのタッチ決済に切り替える予定はないのですが、端末が壊れたとか通信が繋がりにくいというような時には助かるだろうなぁということで念のため使えるように準備だけは整えております。

 

このニュース、事業者向けのお話なので消費者にはあまり興味を持たれることがないのかもしれないなぁと思いつつ、でもこういったシステムが始まっているんですよということはみんなが理解していかないと、ある日カード決済しようとしたら店員さんがスマホを出してきて「ここにカードを」と言われてびっくり!みたいなことにはならないかしらとちょっと思ったりもします。

お店の人のスマホでカードの読み取りって、大丈夫なんだろうか?というモヤモヤとか不安とか、そういうことにはならないのかなぁ、と。(ちなみにお客様のカード番号が決済に使用したiPhoneやAppleのサーバに保存されることは無い、とのことですよ)

このこと以外にもキャッシュレス決済に関するシステム的なお話って、お店側で知らせていくのはもちろんですがもっともっと「世の中でみんなが普通に知っていること」になっていけばいいなぁと思います。

決済時にお店の人がどんな操作をしているのかということはお金を払う側も知っておいたほうが安心でしょうし、お会計時のちょっとしたイライラも「知ること」で解消する場合があるかもしれませんし。

端末の操作とかアプリの不具合とか通信が不安定とか様々な事情で「キャッシュレス決済だから瞬時にお会計終了!」というわけにもいかなかったりすること、知っていればイライラしないで済む場合もあるのではないかなぁと思うのです。

 

そういえば先日、お昼時に全国的にPayPayが使えなくなってしまって大変だった、というニュースがありました。

これも人ごとではありません、こういったニュースを聞くとドキドキしてしまいます。

現在不具合発生中ですよ、という情報を把握していれば心構えができるのですが営業中だとなかなかそれも難しく、システムエラーが発生していることを知らないままだと決済ができない理由がお客様側にあるのかお店側にあるのかがわからないので(決済時にエラーが出てもお店側ではその理由まではわからないのです)ものすごく焦るんです。

なのでこういうときはアプリの決済画面とか端末に「システムエラー発生中」とでかでかと表示してほしいなぁといつも思うのですが、いまだにそうはならないのが残念なところです。

 

当店はPayPayの場合はオフライン決済ができるはずなのでこういった時もおそらく決済可能だとは思うのですが、心構えがないまま決済エラーの場面に出くわしてしまうと焦ってこのシステムのことすら忘れてしまいそうです。

オフラインシステム、あらためてきちんと心に留めておかなければと思いました。

もし私がパニックになっていたら「オフラインシステムは?」とつぶやいていただけるととても助かります。

 

どんどん便利になってくるのはありがたいことですけれども、その一方でトラブルが起こった場合にちょっとややこしかったり大変だったり。

いざという時の対策、ちゃんとイメージしておかなければ、いやいや、きちんとどこかにメモしておかないとダメかな、と思ったりもしております。

 

2024-05-13 18:46:00

ナポリタン

つい最近読んだ本のおかげで食べ物の好みが一つアップデートされました。

喫茶店が好きなおじさんが主人公の小説、その中に出てくるナポリタンがそれはもうなんだかおいしそうで、しかもその作り方(というかコツみたいなもの)が説明されておりまして、そうなると実験好きな性分としましては試してみたくてたまらなくなるのです。

 

ナポリタンが好きなわけではなくて、あくまでも実験好きの好奇心。

じつは私、ナポリタンは興味がない食べ物のひとつ。

ケチャップ味というものにまったく心がおどらないので、自分から選ぶことはまずありません。

嫌いというわけではないのですが、あまり好きでもないのです。

 

そんな心躍らない食べ物のはずのナポリタンが、このたび読んだ本のおかげで「たまには作って食べたい料理」の一つに加わりました。

このナポリタンならまた食べたいなぁ、と。

もしかしたら本を読んでイメージした「美味しさ」が味覚に影響を与えてしまったのかもしれませんけれども。 

 

いまさら食べ物の好みなんて塗り替えられることはないんじゃないかと思い込んでいたのですが、そんなことはないようで。

食べ物に限らずですが「あんまり興味ないなー」ということも、別の視点から見てみるとあっさり心変わりしてしまうこともあるのでしょうね。

 

好奇心、想像力、あらためて大切だなぁと再認識です。

 

2024-05-07 17:51:00

ちょい休み

ゴールデンウィークが終わりました。

「終わってしまった」という感覚の人も多いのでしょうか。

昨日までは憂鬱だったけどいざ仕事に戻ってしまえばいつも通り、連休なんてもう遠い昔…みたいな感覚の人もいるのかもしれません。

ゴールデンウィークのほうが忙しくて、だからようやくこれからのんびりできるんですよという人もいるのかもしれませんね。

 

連休明け、なんだかやる気が出ないという人も、その逆にリフレッシュしてものすごくやる気が満ちている人も。

どちらのタイプのかたも、ちょくちょく「休憩モード」を差し込んでいってほしいなぁと思います。

たくさん休んだ後だからこそ、ほんのちょっと立ち止まって「ほんとうに大丈夫かな?」と自分の調子を確認する作業を。

 

たとえば当店なら、15分の短いメニューがございます。

ハンドマッサージとか、ヘッドマッサージを15分だけ、そんなふうにほんのちょっとの時間を自分を休めるために使ってみるというのはいかがでしょうか。

ついうっかり頑張りすぎてしまわないように、パウゼでちょっとだけ心身ともに立ち止まる。

そんな「ちょい休み」を日々の生活にぜひ。

 

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2024-05-05 17:26:00

旅をして気がついたこと

列車を乗り継ぎ、約7時間近くかけて青森へ行って、そして帰ってきました。

本日よりパウゼは通常営業に戻っております。

 

ゴールデンウィークに青森へ行くのは毎年の恒例行事となっていてそれは趣味で続けている津軽三味線の大会に出場するためなのですが、コロナで数年のお休みを経て再開した昨年からは一緒に大会に参加する仲間のみなさんとは別行動で私だけ前日の夜に入って演奏したらすぐに帰るという弾丸スケジュールにしているのです。(ほかの皆さんはおそらく昨夜は青森で大宴会だったことでしょう)

この計画を人に話すと「大変ですね」と言われたりもするのだけれど、私にとっては「大変なこと」ではなくむしろお店を長い間お休みにしなくて済むので気持ち的にとてもラクなのです。

私にとっては好きでやっている仕事、大事なお店で大切なお客様、だから特に世の中がお休みのときにはなるべくまとまったお休みを取りたくないもので。

 

昨年は「弾丸スケジュールならば飛行機移動一択だな」と勝手に思い込んでいたのですが、GWの混雑を考慮して余裕を持ったスケジュールで動こうとすると空港での待ち時間がけっこう長くなってしまい(去年はこれが本当につらかったのです)トータルの移動時間となると列車を使った場合とほぼ変わらない事(しかもずっと自分の座る場所が確保されているという幸せ)に気が付きまして、今年は列車移動に挑戦してみたのでした。

私にとっては初めての北海道新幹線です。

20代の頃、仕事の関係で宇都宮に住んでいた時期に東北新幹線を頻繁に利用していたことがあるのでいまさら新幹線に対する新鮮な感情はまったく無いつもりでいたものの、いざホームに入ってくる車両を見た瞬間やっぱりちょっと気持ちが盛り上がってしまったことに自分でも驚きでした。

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なにしろ長い移動時間、車中で退屈しないようにとあらかじめ映画を何本かスマホにダウンロードしておいたのですが行きの車中でそれらを観ることはなく、海が見える間はひたすら海を眺めて過ごしてしまいました。

いつまで見ていても飽きないどころか、ちょっと懐かしいというか不思議な感覚に満たされるのがたまらなく心地良くて、それはもしかしたら子供の頃に海のそばで育ったせいなのかもしれないなぁと。

というかものすごく久しぶりに、自分がかつて海のすぐそばで暮らしていたことを思い出しました。

帯広で暮らしていると普段は海を実感することがありませんから。

 

 

ホテルの朝食が6時半からというので朝いちばんに食べて、それからこれも毎年のお決まりコースなのですが朝市へ買い物に。

買い物といってもほとんどが母に「買ってきて!」と頼まれたものたちで、お土産というより買い出し状態。

「何が良いかな」という気楽なワクワク感ではなく「買って帰らねば!」という使命感です。

それにしても今年は私、めずらしく市場の人とよく喋ったなぁと思い返しながらの帰り道。

ふと気がついたのは、毎年かならず一緒に朝市に出かけていた人が今年は居なくて一人での買い物だったからなのかということ。

いつもなら二人であーでもないこーでもないといいながらお店を見て回り、そういえばお店の人とよく話すのは彼女のほうで私は横でぼんやり聞いているだけだったんだな、と。

 

たしか去年は「青森に行ってきたのだけれど帰ってきてみたら写真を全く撮っていなかったことに気がついた」みたいな状態だったはずで、だから今年はせっかくの列車一人旅だからこまめに写真を撮って旅日記みたいにしたいなぁなんてことを思っていたんです、行く前までは。

でもやっぱり旅から戻ってみるとほとんど写真はなく、肝心の旅の目的である三味線の大会会場では写真を撮るなんて思い出しもせず、私のスマホに残ったのは朝市に行くためにブラブラ歩いていた時の風景、リンゴジュースだらけの自動販売機(リンゴジュース好きな私にはたまらないのだけど、帰りに買おうと思っていたのにそのまますっかり忘れてしまい心残り)、帰りの新青森駅で撮った「観光地らしい」写真、そんな程度。

なんだかせっかくの土地の魅力も旅の魅力も伝わらなさそうな写真ばかり。

かなり濃厚な1日半を過ごしたはずなんだけどなぁ。

ごめんなさい青森県、ごめんなさい青森市、ほんとうはすごく素敵なところなのに・・・

 

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というわけで、久しぶりに旅をして気がついたこと。

 ・私はやっぱり海が好き。

 ・列車の長距離移動がけっこう好きかも。

 ・乗り物の中では寝ることができない。(片道7時間の移動中、結局往復ともに一睡もせずに過ごしてしまいました)

 ・旅をしながら写真を撮ることができない。

 ・だからSNSにはめっぽう向いていない。(数年前にFacebookをやめて以来、SNSには手を出せずにいます。お店を営む者としてはあまりよろしくないことは重々承知なのですが)

 

 

やはりときどき旅をしたほうが良さそうですね。

いろいろ発見がありますから。