PAUSE(パウゼ)

ちいさなちいさなリラクゼーションサロン【パウゼ】
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日記

2023-02-17 17:21:00

春の光

2月も半ばを過ぎました。

「カクテイシンコク」という天敵と戦っている間に、あっというまに2月も後半に突入していたのでした。

ようやく終わりましたよ、戦いが。

毎年毎年繰り返していることなのに、どうしてこう毎回新鮮な苦痛を感じるのか。

確定申告だけはどうしても慣れるということがありません。

いつも2月は苦痛なのです。

優秀なアプリのおかげでいざ作業を始めてしまえばとてもあっけなく終わってしまうことだし、なにしろこんな小さのお店のことですから作業にかかる時間というのはそれほどたくさんということはないのですが、とにかく作業に取り掛かるまでの気持ちの重さがものすごい。

だから本当の天敵は確定申告なのではなくて、作業に対する自分の気持ちなんでしょうけれども。

 

さて、苦痛な作業もようやく終わって次に取り掛かったのがパウゼのプチ模様替え。

今回は窓をちょっとだけリニューアル。

まだまだ寒さは続いているけれど、太陽の光は確実に春に向かっている感じ。

店内の植物たちを見ているとそれがよくわかります。

 

こうなると、もう少し光を店内に取り込んであげたいなぁという気持ちになりまして。

冬は障子のような感じがいいなぁということでの和紙の窓シートを使っておりましたが、すりガラス風に取り替えてみました。

 

春が待ち遠しくてちょっと先走っちゃった感も少々ありますが、昼間の店内はこれまでより少し開放的な感じになりましたよ。

 

2023-01-31 16:16:00

習慣というやつ

ここのところ、パウゼの壁を見上げては「ちがうちがう、もう違うんだった」と思うことが一日に何度も。

何度も、どころじゃないかも、何十回も、かも。

 

パウゼの開業当初「施術中のお客様からは見えない場所のほうがいいだろうな」との思いから、時計は施術チェアの背中側の壁の高いところに。

わざわざ「何時かな?」と振り返らなければ見えない場所に、あえて掛けるようにしたのです。

せっかくゆったりと過ごしているときにふと時計が見えてしまっては、望んでいないタイミングで現実に引き戻されてしまうこともあるのではないかと。

できれば施術中にそんなことは避けたいなぁと思ったのです。

 

でもあれからずいぶんと年月が経ち、いろんなことが変化して、今では施術中にスマホを操作しながら過ごすお客様もたくさんいらっしゃいます。

それに、「次の予定があるから〇〇時にはここを出たいんだけど」というような、ご自分のメンテナンスのためにと忙しい合間を縫って来てくださるかたも増えました。

だから「せめてここにいる間くらいは時間を忘れてゆったりと」などというのは、もうそんな時代ではないのかもしれないなぁと思うようになりました。

むしろ今は私自身が「忙しくてしんどいときこそ、ほんの少しの時間でもぜひご利用いただけたら」と思っているので、時計の場所にこだわるなんてことはもうどうでも良くなってしまったのです。

 

そこで時計の話に戻ります。

 

振り子時計って、好きなんです。

いつまでも眺めていたいくらい好き。

できることなら鳩時計(カッコウ時計?)にしたいくらいなのだけれども、いくらなんでも毎時間トリが鳴くというのはここじゃだめだろうと思い、かといって鳴かない設定にするのであれば鳩時計にする意味もなしってことでせめて振り子のある時計を選んできたのだけれど。

先日、長年使ってきた小鳥の振り子時計がとうとう使えなくなりまして。

次の時計を探していたのだけれど、なかなかこれだというのが見つからず。

そうこうしているうちに、置き時計という選択肢もありだねってことに気が付きました。

 

というわけで10日ほど前から置き時計に変わったのですけれども、長年の習慣というのはなかなか抜けなくていまだに「今は何時かな?」と思うと壁を見上げてしまうのです。

そして「あ、ちがうちがう、もう違うんだった」となるわけなのです。

これをもう10日も続けている、学習能力のない私。

そして自分がどれほど頻繁に時間を確認しているのかということにはじめて気がつき、ものすごく驚いています。

お客様のご予約次第で自分の行動が決まるという生活を長年しておりますから、そのせいなんでしょうか。

予定があろうとなかろうと、ヒマだろうと忙しかろうと関係なく、普段からものすごく頻繁に時間を確認する習慣が身についてしまっているようです。

 

時間を確認したくなるというのはしかたがないとしても、そろそろ壁を見上げるのはやめられないだろうか。

もしお客様がその視線に気がついて「パウゼさん、さっきから何回も壁を見てるんだけどだいじょうぶかな」なんてなったら困りますもの。

先代の黒猫は夜中に私のベッドの上で壁に向かって「シャー!」としていることがたびたびありました。

なにが見えていたんだろう、あれはもうほんとうにこわかった。

あんなふうに「パウゼさん、なにが見えてるんだろう?」なんてあらぬ誤解を招いてはいけません。

なにも見えていません、時計を探しそこねただけですよ。

 

だからみなさま、私が何度も壁を見上げてもどうぞ不思議に思いませんよう。

ただただ、長年の習慣が抜けないだけですので。

 

 

 

 

 

2023-01-24 15:14:00

葉っぱの香りに癒やされる

先日プレゼントとしていただいた石鹸がすっかりお気に入りとなりまして、添えられていたパンフレットをよくよく読んでみるとお茶も取り扱っているとのこと。

こんなすてきな石鹸を作っている会社が扱うお茶ならば、なんだかいろんな意味で良さそうな気がする、なんてことを感じまして早速お取り寄せ。

 

普段、うっかりすると食事以外で水分をとることがないまま一日を終えてしまうということをかなり頻繁にしてしまうので、これはほんとうに良くないと思いなるべくポットにお茶を作って店内でいつでも飲めるよう気をつけております。

いつでもすぐに飲めるという便利さ以上に、「作ったからには飲まないと」というモッタイナイ精神もはたらきますからね。

 

この季節はやっぱり昨シーズンに続いて体があたたまるようにとトラのお茶を作っていたのですけれども。

なんだか最近、このスパイスの香りがちょっとうるさいかなぁと感じるように。

香りが「うるさい」っておかしな例えかもしれないのだけれど、私にとってはやっぱり「うるさい」がしっくりくるのです。

決して嫌いになったわけでもないしイヤだなぁと感じるわけでもないのだけれど、主張強めなスパイスたちの香りにちょっと気分が押され気味といいましょうか。

 

もうちょっと穏やかな感じがいいかなぁ。

今はそんな気がするのです。

 

そんなタイミングでみつけた緑色の粉茶。

ヨモギと松の葉とスギナのブレンド茶なんだそうです。

とてもいい香りがします。

と言ってもめずらしい香りではないし、むしろ慣れ親しんだ香りですから最初から私の生活にするりと馴染んでいってくれました。

一口飲むと、香りが気持ちよくてもう一口、さらにもう一口・・・とずっと飲んでいたいような気になります。

でも残念ながら猫舌だからごくごく飲むことはできなくて、そのおかげでちまちま飲むからこまめな水分補給というやつができているのです。

 

というわけで葉っぱの香りに癒やされる毎日です。

パウゼの庭にキャットニップを探しに来る黒猫ちゃんの気持ちがちょっとわかったかもしれません。

 

2023-01-18 17:15:00

12分を捧げる勇気

そろそろパウゼで使用している香りを変えようかなぁと思っています。

お客様が来るまでの間、店内で焚いているエッセンシャルオイルのことです。

施術中はディフーザーの稼働音がどうしても気になってしまうのでお客様が来るまでの間だけとなってしまうのですが、おそらく店内に入った瞬間がいちばん香りを感じるタイミングではないかと思うのでそれはそれでいいかなと。

 

私が選ぶので私の好みとはなってしまうのですが、それでもできるだけ多くの人が親しみやすいような香り、そしてもちろんリラックス効果があるような香りでと、現在オイルをいくつか取り寄せて検討しているところです。

私のことですからすぐに結論がでるということにはならないとは思いますが、できるだけはやく新しい「パウゼの定番の香り」を選定したいなぁとは思っております。

そのうちお知らせできると思いますので、首をながーくして待っていてください。

 

店内で使うもの、お客様に販売するもの、そういったものは私が実際に使ってみて良いと思ったものを取り扱うのですが、去年からちょっと気になっているものがありまして。

ひとまずどんなものか私が試してみようと思って取り寄せていたものが「ハンドパック」

「濃厚シアバターと7つの美肌成分、6つのヒアルロン酸で潤すプロ用ハンドパック」なんですって。

気になるでしょう?

おそらくこれ(なにしろまだ未開封ですので)手袋みたいになっているんだと思うんですよね。

顔に使うシートパックみたいなのが、手袋状になっているのではないかと想像しているのですが。

 

指先はカットできるらしい。

てことは、パックしている間も指先は使えますよ、ってことなんでしょうね。

でもどうなんだろう、指先だけ出ていても手が使えないことには変わりがなく、たとえばパック中に電話を取ったりメモを取ったりスマホをいじったりということはきびしいんじゃないのかしら。

指先だけでどうにかこなそうとしても結局電話機が美容液まみれとかスマホがベタベタしちゃうとか、そんなことにはならないだろうか。

ていうか私の場合は指先がいちばんケアしたい部分だから、そもそもカットなんてしたくないなぁ。

 

なんてことをぐるぐると想像して、なかなか開封できないでいるのです。

使用方法に「12分程度浸透させ、はずします」って書いているんですもの。

 

パックを始めた途端にご予約の電話が鳴ったら、とか、お客様からLINEが来ちゃったら、とか。

そしたらやっぱりパックは中止で、これは再利用できないものなので無駄になるし効果も検証できないし。

 

だったら営業時間外に自宅で使ってみたらいいじゃないかと思うでしょうけれど、自宅に戻った途端に猫たちがわらわらと集まってきて膝の上に乗ったり肩の上に乗ったりやりたい放題となるので手が使えないのは困るし美容液まみれの手でいるときに猫がやって来る状態なんて想像するだけでゾッとします。

 

だからやっぱり、パウゼに一人でいるときに試さなきゃね、と思うのですが。

 

電話もなく、メールもLINEもなく、人も来ず、無事に12分を過ごせるだろうか。

たった12分、普段ならぼんやりしている間にあっさり過ぎてしまうような時間ですけれども、パックを始めたときに限ってー!ってことが、起こりそうな気がする。

 

というわけで、まだ試せずにいるのです。

気がちっちゃすぎですよね。

 

 

2023-01-13 18:11:00

へんなひきだし

今日、大親友からプレゼントが届きました。

添えられていたカードの一言で、そうだそういえばそもそも私達は短大で出会ったんだったね、という原点をかなり久々に思い出したのでした。

私達はめったに思い出話的なものをしないからかもしれません。

別に昔話を避けてるわけではなくて、一番興味があるのはつねにお互いの「今」だからなんじゃないのかなと思う。

 

ひと目で彼女のものとわかる、独特な筆跡が私はとても好きです。

もし名前が書かれていなくても、彼女が書いたと絶対にわかると思う。

そんな慣れ親しんだ文字達を見ていたら、学生時代に彼女のとる授業のノートはとても見やすかったなぁと、そんなことまで思い出しました。

それに対して私のノートは別の友人に「ちゃんとメモは取ってるんだろうけど、とにかく絵が下手すぎて余計わかんなくなるわ!」と笑われたのでした。

なんの授業だったかは忘れましたが、理系の学科だったのでノートに図を書いたりすることも多かったのでしょう。

大親友からの手書きのメッセージカードで、記憶のヘンな引き出しが開きました。

 

たしかに私は絵が下手だとおもう。

父親はとても絵が上手な人だったのに。

風景とかそういったものも上手だったし、ちょっとしたイラスト的なものも上手だったはず。

昔、父の葬儀で遺影を見た私の知り合いから「お父さんにそっくりだったんだねー!」と言われたことがあったけれど、似ていたのは見た目だけ。

見た目じゃなくて絵の才能を受け継ぎたかったものだなぁといまだに時々思うのでした。

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