日記
もうそんな時期
「年末はいつまで営業するんですか?」
少し前から、こんなふうにお客様から聞かれることが増えてきました。
年末のことをあれこれ考えていかなければいけない時期になっていたのですね。
うっかりしておりました、というか、頭ではわかっていたのだけれどなんとなく気持ちが動かなかったというか。
そろそろ連絡しなければいけない取引先さんとか、仕入れのスケジュールとか・・・もういい加減先延ばしにしないでちゃんと向き合わなければと自分に言い聞かせているところです。
お店のスケジュールにつきましてはいまのところ、例年通り31日まで営業する予定でおります。
予約の受付は夕方くらいで締め切ろうかと考えておりますけれども、個人的には大晦日だからといってお店を早く閉めなければならない用事があるわけでもないので、ご希望があれば夕方以降の施術も喜んで承ります。
私のように年末のことなんて考えてもまだまだ実感がわかないという方もいらっしゃることとは思いますけれども。
年末の忙しさでしんどくなった時、ですとか、やるべきことをすべて終わらせて自分へのご褒美時間を持ちたくなった時などには当店のことを思い出していただけたらと。
年末ムードになる前の今のうちに一度話題にしておくことで、「そういえばパウゼさん、大晦日まで営業してるって言ってたよなぁ」と年末の慌ただしい中でもふと思い出していただけるのではないかしらと思ったものですから。
無香料になります
当店でのフットトリートメントの仕上げにおこなうオイルトリートメント。
この際に使用するオイルを、このたび「無香料」のものに変更いたします。
これまではお肌の引き締め効果が期待できると言われているグレープフルーツ果皮油が配合されたオイルを使用しておりましたが(そのためほんのりとシトラス系の香りがしておりました)これからはお肌のハリ・ツヤ・保湿効果や敏感肌ケア・角質ケア・ダメージケア効果が期待できる成分が配合されたオイルを使用することにいたします。
香りの成分は全く入っておりません。
お肌に香りが残る心配がほぼないので、施術後にお仕事やお出かけの予定があったりしても気にならないのではないかと思うのです。
もちろん、「無香性」ではなく「無香料」なので完全に無臭というわけではございません。
でも、香り成分が入っていないことで香りに対するストレスの心配は減らせるのではないかと考えたのです。
香りの好みは人それぞれですし、体調や気分によっても香りが苦手になってしまうことがありますから。
つまさきからふくらはぎまでの広い範囲に使っていくオイルですので、無香料のほうがいろんな意味で安心ではないかと思いまして。
なお、オイルの基本ベースはこれまでのものと同じで、植物由来(米ぬか油)の日本製のオイルというのも変わりません。
水溶性のオイルですので、水洗いで落とすことができるのもこれまでと同じ。
違いは、シトラスの香りがしない(これまでもお肌にはほとんど香りが残りませんでしたが)ことと、お肌をケアする成分がアップしたことです。
肌ケア成分がアップしたトリートメントオイルを使用することで「足の疲れをほぐしながらお肌のケアまでできてしまう」ということになりますね。
お肌の乾燥が気になるこれからの季節、当店のフットトリートメントはいかがでしょうか。
変わらないもの
先日、親知らずを抜きました。
歯を抜くなんて初めての経験で、とんでもない恐怖感。
少し前に歯の詰め物を取り替えてもらう際に麻酔の効きがいまいちで痛くてつらかった記憶がまだ鮮明に残っている状態なので、抜歯となるとほんとうにもう恐ろしくてたまらない。
というわけで、静脈麻酔を選択です。
この麻酔も初めての経験でしたが、想像していたものとはぜんぜん違っておりまして。
もっとふわふわした感じとかぼんやりした感じになるのかと思っていたけれど、最初だけ天井がぐるぐるしたくらいでそのあとはずっと意識ははっきりしていたし、車椅子に乗せてもらうのが申し訳ないくらいにフラつく感じもまったくない(と自分で思っているだけで実際には違ったのかもしれませんけれども)
とはいえ痛みも恐怖感もなく心穏やかに過ごせたので、ちゃんと麻酔は効いていたのだと思う。
あれほどの恐怖感を封じ込めてくれたなんて、麻酔に感謝。
せっかくお店を休みにしたのだから普段はなかなかできない昼寝なんてものをできたらいいなと思っていたけれど、病室で休んでいる間も少しも眠くならず。
それどころか横になっているのも落ち着かないので結局ベッドに座って本を読んで時間を潰すことに。
どうしたってこの日は仕事に戻ることはできないのだからもっとゆったりした気持ちで休みを満喫すればいいのに、それができない残念な私。
終わってしまえば「あんなにも怖がること無かったのに」と思うのだけれども。
そういえば私、昔からなかなかの怖がりだったなといろんな記憶が蘇りました。
年齢を重ねても、怖がりというのは変わらないものなのでしょうかね。
なくしもの騒動
いつもバッグに入れているはずの腕時計が無いことに、昨日気が付きました。
最後に使ったのはいつだっけ?
一週間前には、間違いなく使った記憶がある。
いつどこでなくしたんだろう?
バッグの外ポケットに入れてしまったりすることも多かったから、バッグが傾いたときに落としてしまったんだろうか。
だからといって、時計が落ちた音に気が付かないってことあるだろうか・・・いや、私ならありそうだ。
あー、やってしまったか。
腕時計、無くても大丈夫といえば大丈夫なんだけど。
スマホは必ず持ち歩いているわけだから、時間はわかる。
いまはお客様からのご予約やお問い合わせも大半がLINEになってきてお電話でのご予約というものが少なくなっているとはいえ、それでも出先でご予約の電話を受けたときには会話をしながらとっさに時間を確認する必要があるので時計を身に着けていないと不便だし、時計を身に着けずに店を離れるのはちょっと不安。
やっぱり新しいのを買わなきゃダメかなーと考え始めた途端に、愛用してきた腕時計が恋しくてたまらなくなりました。
高価なものでもなく、べつになにか特別な思い入れがあるわけでもなく、ただなんとなく気に入って買っただけの時計なんだけれど、長年使っているとこんな気持ちになるのですね。
壊れてしまったというのならあきらめがつくのだけれど、こういうお別れはやだなぁ。
と思いつつも、新しいものを手に入れて気分一新というのも良いのかもしれないとすでにさっさと前に進もうとしている自分もいたりして。
慣れ親しんだものへの愛着と、それを突然なくしてしまったがっかり感と、時計を新調しようというワクワク感と、さまざまな気持ちがぐるぐるしながら過ごした数時間後、無事に時計発見。
車の中に落ちていました。
たぶんやっぱり、バッグの外ポケットからするりと落ちてしまったんでしょうね。
でも車の中で良かった。
新しいものを手に入れるワクワク感も良いけれど、長年使ってきたものはやっぱり大事にしたいし、いつかお別れするならば使い倒して壊れる時がいい。
なくしものをするって、こんなにも気分の良くないものだったのね。
なるべく物をなくしてしまうという経験はしないよう、注意深く暮らしたいものです。
窓の模様替え
急に思い立って、窓のフィルムを新しくしてみました。
これまでは完全に外が見えないすりガラス風。
白くて明るくて、これはこれでかなり気に入っていたのだけれども少々くたびれてきた部分も見えてきたので、そろそろ新しくしようかなと。
だったら久しぶりにぜんぜん違う柄のフィルムにして店内の雰囲気を変えてみたくなったのです。
とはいえ、実際にはそれほど劇的な変化はないような。
わー、変わったねー!というような新しさは発生しませんでした。
このお店の雰囲気というか空気感というかそういうものって、窓がちょっと変わったくらいでは揺らがないようです。
これまではまったく外が見えなかったけれど、今度の窓はなんとなく外の様子が見えるような見えないようなといった感じ。
もともとパウゼの窓はフィルムを貼らなくても外からは見えにくいガラスなので、少々透け感のあるフィルムでも外から店内は見えません、窓に張り付いて覗き込まない限りは。
ですからどうぞご安心くださいね。
真っ白の窓も良かったけれど、今回の白くないフィルムもなかなかいい。
光が当たるとちょっとキラキラしたり壁に模様が反射することもあったりして、なんだか楽しいのです。
冬になって雪が積もって外の景色が白くなったら、また違う感じの光を見せてくれるのではないかと思っております。
冬のことを考えると憂鬱なことばかりではありますが、窓に差し込む光がどんなふうになるかだけはちょっと楽しみです。