日記
ジョッピンカケタカ?
去年から気になっていたことがありました。
春から夏の間くらいまでよく聞こえてくる、とてもきれいでよく通る鳥の鳴き声。
秋になったらいつのまにか聞こえなくなってしまったのですが、今年もまたあの声が聞こえてくるようになったのです。
一昨日は朝の4時ころからずっと鳴いていて、おかげでいつもより早起きになってしまったけれど、このきれいな鳥の声を1時間くらい聞いていられたのでなんだか幸せな朝となりました。
ところで、この鳥はどんな姿をしているんだろう。
なんという鳥なんだろう。
姿を見ることができないので、何を手がかりに調べてよいかわからない。
鳴き声に特徴があるのだけれど、とはいえそれを言葉で表現できるかといえばそれもできなくて。
いやー、どんな鳥なのか気になるなー、と思っていたら。
あっさり解決。
なぜか弟が知っておりました。
弟)あー、あれは〇〇って鳥だよ。
ジョッピンカケタカって鳴くやつでしょ?
ですって。
私)ジョッピン?
え?いやいや、そうじゃなくて。
ものすごーくよく通る、ものすごーくきれいな声で。
夜中も鳴いていて。
秋になるといなくなって。
と再度説明しているところに偶然鳴き声が聞こえてきまして。
これこれ、この声。
弟)いや、だから、そうだよやっぱり。
ジョッピンカケタカって鳴いてるでしょ?
ジョッピン・・・ジョッピン?
言われてみるとそうかも。
そして一度認めてしまうと、もう「ジョッピンカケタカ」にしか聞こえなくなってしまったのです。
だから、何度確認しても鳥の名前が頭に入ってきません。
なんだっけなー、と思うたびに「ジョッピンカケタカ」で検索して、あ、そうそう、そういう名前だったね、という繰り返し。
さて、ご存知だった皆さんは「パウゼさんたら何をいまさら」と思うのでしょうけれども、これで初めて知ったという方がいらっしゃいましたらぜひ鳥の声に耳を傾けてみてはいかがでしょう。
ジョッピンカケタカ、そう聞こえてしまったら最後、この先ずっとそんなふうにしか聞こえなくなってしまいますよ、私みたいに。
まさか鳥の声が頭の中で勝手に北海道弁に変換されてしまうようになるなんて。
夏の肌はデリケート
夏の初め頃になると、腕にけっこうひどい肌荒れを起こします。
いまはすっかり治りましたけれども。
だいたい毎年のことなので、これはおそらく半袖生活に切替えたことがきっかけで起こるのだろうなと考えております。
半袖になる(そして無防備な状態で庭をブラブラする時間も増える)ことで、急に紫外線や乾燥にさらされてしまうために肌が対処しきれなくなるのではないかと。
でも、肌が荒れているからといって、何も塗らないというわけにもいきません。
乾燥から守らなければ、日焼け止めを塗らなければ、肌のダメージはひどくなるだろうし。
ですのでできるだけ肌にやさしいと言われているものを使うようにしますが、それらをきちんと落とすということも大切なお手入れのひとつ。
こんなときのボディーソープ、選ぶのがなかなか難しい。
「敏感肌用」みたいなものを選べばよいかと言えば、それで解決しない場合もあるのです。
弱った肌にはなるべく刺激の少ないものを、でも私は日焼け止めを塗ったりしているのできちんとした洗浄力もほしい。
そこで仕入れてみたのがデリケートゾーン用のソープです。
もともとデリケートな部分に使うものですから肌に優しいのは当然ですし、保湿効果も考えた処方になっているし、そしてもちろんきちんとした洗浄効果も持ち合わせている。
これは肌荒れを起こしてデリケートになってしまった私の腕にはぴったりなのではないか、そう思って使い始めたらなんだか手放せなくなりました。
きちんと洗えた感があるのに、しっとり。
荒れた肌がほっと一息つけるような、そんな感覚でした。
腕の肌荒れがおさまった現在は、普段からちょっとした摩擦ですぐに荒れてしまう、しかも日焼け止めが欠かせない首周りを中心に絶賛愛用中です。
暑い時期は汗で肌が湿った状態になりやすかったり、汗を拭き取る摩擦が刺激の積み重ねになったりもしますし、ちょっとしたことで肌に刺激を感じる機会が増えてくるのではないでしょうか。
それほど見た目に変化はないのだけれど、でもなんだかチクチクするな、ヒリヒリするな、そんなことがありませんでしょうか。
夏の肌って、普段は大丈夫なひとでもけっこうデリケートになりやすいのではないかな、と思うのです。
このお店を始める前なのでもうかなり昔々の話にはなってしまいますが、会社員だった頃に少しだけボディーソープの開発に携わったことがありまして。
大昔ですから今とは実験方法も変わっているとは思いますけれども、肌への刺激を比較するテストをしたときに「こんなに差って出てくるものなの?」と驚いたことがありました。
こんなに薄めて、こんなに優しい力加減で、こんなにゆっくりとした動作で洗っても、時間をおいて何度も洗う回数を重ねていくことで肌にダメージが現れてくる。
だから「ちゃんと泡立てて」「ゴシゴシこすらないで」というのはおおいに納得なのです。
どうせ洗い流すんだから何でもいいのでは?というものでもないんですよね、体を洗うものって。
肌が元気だとあまり気にしませんが、年齢を重ねてきたり肌トラブルを起こしたりすると「選ぶ」ということの重要性をひしひしと感じます。
そんなことがあって、最近パウゼではデリケートゾーン用のボディウォッシュ&ボディクリームのトライアルセットを店頭でも販売するようにいたしました。
(オンラインショップではもっといろいろ、そして別のブランドのデリケートケア商品も取り扱っております)
I'm La Floria(アイム ラフロリア)
様々な媒体で取り上げられてきたブランドなので、ご存じの方も多いことと思います。
ちょっと試してみたいという好奇心を満たしてくれるミニサイズ、しかもミニサイズの単品を買い揃えるよりセットで買ったほうがお安くなっているのでますます試しやすいのです。
ボディウォッシュのミニサイズは50ml ¥1540 ボディクリームのミニサイズは30g ¥1540
これがトライアルセットだと¥2970になります。
なにしろミニサイズなので実際に見てみると「ほんとにちっちゃい!」と思ってしまうかもしれませんが、このサイズは旅行などに持っていくことができるのでむしろ便利ではないかと。
ホテルのボディソープだと肌がパリパリになって…というご経験はありませんでしょうか。
夏の旅行を計画しているみなさま、ぜひ旅の荷物に加えてみてはいかがでしょう。
「毎日は使わないと思うけど、今だけちょっと使ってみたい」そんなときにはとても使い勝手がいいので、ご来店のついでに買うことができるようにできるだけ店頭でも在庫を確保しておくようにしました。
デリケートゾーン用のソープを全身に使ってはダメということは全くありませんし、むしろ使い分けって面倒だから全身にも使ってねというおすすめをしているのがこのブランド。
さらに「シンプルなデザインでジェンダー問わず家族で使える」という商品ですので、男性にもぜひお気軽に手にとっていただけたらなぁと思っております。
夏の肌って過酷な状況にさらされやすいですからね、いつものボディソープだとちょっと刺激が強いかな、なんだか肌がカサついてきたなと感じるときにはデリケート用ソープを使ってみるのもおすすめですよ。
実験中
オンラインショップでAshleigh&Burwood(アシュレイ アンド バーウッド)の商品を取り扱うようになったので、そのうちこのブランドのフレグランスランプをパウゼの店内に導入してみたいなぁと考えているところです。
その前にまずは香りのリサーチを、ということでオンラインショップでも販売しているリードディフューザーを手に入れてみました。
店内で使用することを考えて、苦手な人が少なそうな柑橘系の香りを選択。
暑い時期にぴったりな「シシリアンレモン」です。
パッケージも素敵。
とてもいい香りです。
個人的にとても好きな香り。
いい香りだなー、としばらく店内でこの香りとともに過ごしてみたのですが、長時間過ごすとちょっと香りの「圧」を感じるような気がしてきました。
香りの強さ、というわけではありません。
弱くしたければリードの数を減らせば済むお話なのですが、そういうことではないみたい。
時間が経っても香りに慣れてしまうことがないというか、香りを感じようと意識しなくても常に嗅覚が香りをキャッチし続けているというか。
これは香りを楽しむためのものとしてはとても優秀なことなのだとは思うのですが、さまざまなお客様が過ごす店内に置くのは向かないような気がするのです。
香りが苦手な人にとっては苦痛だろうな。
というわけでこの優秀なディフューザーはパウゼではなく自宅で楽しむことにいたしました。
通常は店内では水蒸気とともに香りを拡散させる「超音波式」のディフューザーを使用しているのですが、ものは試しにパウゼでいつも使用しているブレンドエッセンシャルオイルでリードディフューザーを作ってみることにしました。
仕事柄さまざまなアロマディフューザーを試しておりますが、そういえばリードディフューザーはこれまで未経験だったのです。
最初は様子を見るために、小さな一輪挿しでほんの少量だけ。
容器が小さいのでバランスを取るためにリードを短くカットしてみたりして。
すると、あまり香りがしないのです。
しない、というか、広がらない。
こんな小さな空間だからミニミニリードデフューザーでもじゅうぶんではないかと思っていたのですが、どうやらそういうわけでもなさそうです。
広がりって大事なのねと改めて実感しました。
そこで容器を大きくして、リードはカットせずに使用。
するとなかなかいい感じ。
ある程度の長さはあったほうがいいようですね。
そうなると、いろんな香りを試したくなってきました。
ガラス瓶好きなもので、いろんな瓶も試したくなります。
そんなこんなでただいま実験好きの血が騒いでいるところです。
キャットテール
種から育てた花が咲きはじめました。
びっくりするほど小さな種が、ここまで育ってくれるとは。
なんとなく若干ひょろひょろ気味ではありますが、花はとても元気できれいです。
今年はバラも大きな花を咲かせてくれました。
いっせいに花が咲いてとても華やかな庭になっているのですが、ひとつだけ心残りが。
今年の夏もきっと暑くなるだろうから、キャットテールを買ってきて太陽の下でモコモコに育てたかったのです。
今年の庭計画には最初からちゃんと入っていて、キャットテールのための場所も2箇所作っておいたのに。
肝心のキャットテールが、手に入らないのです。
去年はたしか5月の後半か6月に買ったはずで、もう何度も何度も探しに行っているのですが出会えません。
とうとう7月になってしまいましたので、あきらめることにはしたのですが。
でもやっぱりあきらめきれない気持ちも燻っておりまして。
キャットテールさえあれば、今年の庭計画は完璧だったのになぁ、と。
梅仕事
今年は梅がたいへんな不作とのこと。
たしかにいつもより高い。
去年はなんとなく梅干し作りを見送ってしまったので今年はちょっと多めに仕込むつもりでいたのに、梅が高いだなんて。
これじゃ少ししか漬けられないねー、と思っていたら母がたまたま安くなっていた梅を見つけてきました。
さすがに高くて売れ残ってしまったのでしょうか、つるりときれいな梅とは言えないものの売れ残ってしまった分いい感じに熟しておりましたので急きょ梅仕事となりました。
美味しい梅干しが食べたいなら専門の業者さんから買ってくればよいのだけれど、暑い時期のおにぎりには自家製のひたすら酸っぱい梅干しのほうがだんぜん美味しくて私は好きなのです。
美味しいというか、なんだか元気が出る味といった感じかもしれません。
ひたすら 酸っぱい梅干し、ちょっとだけいいお塩、白いご飯、海苔・・・想像するだけでお腹が空いてきそうです。
なのに、去年の梅仕事をサボってしまったせいで今年の夏はこの「ひたすら酸っぱい梅干しのおにぎり」を食べることができません。
今年の夏も暑くなると言われているのに、去年の私ったらなんてことをしてくれたんでしょうか。
ぼんやりしてないでちゃんと梅仕事をしておけばよかったと猛反省です。