日記
新年度
昨日、一昨日と東京に行っておりました。
用事があったのは日曜日で、昨日の月曜日は一人で東京を歩きまわっておりました。
このタイミングで東京に行くのならば、やっぱりこれは外せないのです。
*動画撮影はNGですが写真はルールを守ればOKです
ここまで来ているなら動物園にも行きたいところなのですが今回は我慢です。
恐竜を堪能したあとは街の中をひたすら歩き回って仕事に使えそうなものを探したりして、帯広に戻った頃には一日の歩数が23000歩を超えておりました。
普段、この小さな空間で過ごしている私にはありえない歩数です。
こうなると靴って本当に大事だなぁと思います。
たくさん歩く体力がじゅうぶんにあったとしても、そして行きたいところや見たいものがあったとしても、靴のせいで足が痛くなってしまうと「もういいや」という気持ちになってしまいますから。
私も旅先で靴を買い直したことが何度もあります。
そして旅先で買った靴というのは足がひどくむくんだ状態でラクに感じるサイズ感を選んでしまうので、普段の生活で履こうとすると大きすぎて使い物にならないことがほとんどで。
何度も痛い思いをしたり無駄な買い物をしたりして学習を繰り返しようやく今は自分にぴったりな旅用の靴を確保できておりますが、同じ靴がいつまでも販売されるとは限らない。
「この靴がだめになったとき」を考えると他にも良さそうな靴の情報を見つけてはついつい試してみたくなってしまい、そしてパウゼの小さな空間でちんまりと暮らしているだけの私なのに(しかも一日のほとんどを室内履きで過ごす生活にもかかわらず)なぜだか靴だけはいくつもいくつも持っているというおかしなことになっております。
何時間も東京の街を歩き回っていた昨日、その途中で新幹線の改札前に大きな荷物を持ったスーツ姿の集団を見かけました。
観察していたわけではないけれど、なんとなく察するに「これから数日間の新入社員研修に出発する集団」みたいな感じ。
自分がそうだったから、そんなふうに見えたのかもしれません。
私のときは4月1日の入社式が金曜日で。
翌週の月曜日の朝にはスーツ姿で大荷物を抱えて新幹線のホームに集合、那須のコテージに一週間泊まり込みで新入社員研修という経験をしました。
改札前の集団を見て、そんなことを久々に思い出したのでした。
なつかしいなぁと思ったその一方で、今朝ニュースを見ていたら偶然にも私がかつて働いていた会社の入社式の様子がちらりと流れておりまして。
あの当時も少々独特な感じの会社ではあったと思うけど、今はもう「自分が所属していた場所」とはまったく感じられないほど進化していて懐かしさのかけらもなく。
あらためて、時が流れるってこういうことなんだなぁとひしひしと感じました。
未完成
気がつけばもう一か月も日記を更新していなかったんですよね。
いやもちろんわかってはいたんですけれども。
忙しかったとか、ほかのことに夢中でとか、そんなことではないのです。
たまには行動を起こしていたんですよ。
「猫がよけいなことを覚えてしまった話」とか「歯医者さんで褒められて嬉しかった話」とか。
そんな、数々のくだらなくてどうでもよい内容の日記が中途半端な状態で保存されております。
なにしろくだらなくてどうでもよい内容ばかりなので、施術などで入力の途中でストップしてしまった場合には後で再開しようとしても続きが書けないのです。
なにか伝えたいこととか役に立ちそうな豆知識的な話題だったとしたら、きっと何度中断してもするすると再開して更新までやり遂げられるのだろうけれども。
というわけでこの一ヶ月、公開までは至っていないものの更新作業はしていたので私の心の中では「サボっている感」が少なめ。
これがまたいけない。
なんか作業してるな、時間を費やしてるな、私。
そんな感覚だけはあるから、あまり焦りもない。
とはいえ一ヶ月、なんにもカタチにできなかったなぁと反省の心はあるのです。
明日から4月、来月はもうちょっときちんと更新できたら良いなぁと考えております。
ここで「来月こそがんばります」と宣言してしまっては自分で自分に余計なストレスをかけてしまうことになりそうなので、「できたらいいなぁ」程度に。
あいかわらず役に立たないくだらなくてどうでもいい内容となってしまうとは思いますが、今後も息抜きがてら時々お付き合いいただけましたら幸いです。
実験好き
先月、大親友からちょっとおもしろいものをいただきました。
ぬか床です。
てことは、大親友はぬか漬けを極めていて「これおいしいからぜひ試してみて!」というメッセージなのかと思いきやぜんぜんそうではなく。
彼女が言うところの「実験好き」な私にぴったりだなぁと思ったから贈ったのだと。
ぬか漬け素人の私。
だいたい、ぬか漬けの味というものをよく知りません。
漬物をいくつか並べて「この中からぬか漬けを当ててみなさい」と言われたらたぶんわからない。
なんとなーく、ぬか床を毎日かき混ぜてお世話をしてというようなイメージがぼんやりある程度です。
私の性格にはまったく向かないものだなぁとずっと思っておりました。
いくら実験好きとはいえ、これだけは手を出しちゃいけない世界だなと。
そんな私が始めてしまったぬか漬け生活。
このぬか床の袋を開封してしまったらもう後戻りできない…なんてドキドキしながら勇気を振り絞って始めたのですけれども、そんなに大騒ぎすることも覚悟も必要なかったのね。
素人でもおいしくできるようにきちんと工夫されているぬか床なのでした。
毎日毎日きちんとお世話しなくても大丈夫なんですって。
一般的なぬか漬けの味というものをよくわかっていないけれども、たぶん私はこのぬか床の味がとっても好きなんだと思う。
ゆずと花椒のぬか床、なんですよ。
すてきでしょう?
そこは大親友のセンスです、すてきなぬか床を贈ってくれたのでした。
しかもちゃんと足しぬかまでセットにしてくれてすばらしく気が利いております。
そんな大親友の気持ちにこたえてかれこれ一ヶ月以上、ぬか漬け生活が続いておりまして。
足しぬかも自分でお取り寄せして、大事にぬか床を育てておりますよ。
こうなるとちょっと欲が出てきて、同じお店で取り扱っている「にんにくと唐辛子のぬか床」というのも試してみたいなぁと思ったり。
そしてさらに、今年は庭で育てた人参をぬか漬けにしたいなぁと思ったり。(人参のぬか漬けが今のところ一番のお気に入りなので)
人参が収穫できる頃までこのぬか床が販売され続けていますようにと、それだけが心配なところです
シャンシャン
今朝のニュース、シャンシャンが上野動物園を出発するという中継(もちろんシャンシャンの姿は見られないのだけれど)をぼんやり見ていたら、そういえば私のスマホにはシャンシャンの写真があったのではないかしらと思い出しました。
そうそう、見てました、私。
2019年の9月ですって。
あのときはほんとうにゆっくり見ている時間がなくて、ひとまずハシビロコウだけは見たいという思いで朝一番に飛び込んだ上野動物園。
だけどどうしてもパンダを素通りすることはできず。
うーん、いまなら30分待ちで見られるのか、だったらパンダに私の30分を捧げようじゃないかと結局行列にならんでしまったのでした。
だって、ここにきてパンダを見ないなんて、しかもシャンシャンだし。
でも今になって思います。
あのときパンダを素通りしなくて本当に良かった。
今度またゆっくりと見に来よう、そう思っていたらコロナが流行して三年も経ってしまって、次に上野動物園に行くときにはもうシャンシャンはいなくて。
いまではこの写真がとても大切なものになってしまいました。
「今度またね」
「いつかそのうちにね」
そんなふうにものごとを先送りにして結局後悔してしまうという経験は、この先できるだけ少なくしたいものだなぁと思いました。
春の光
2月も半ばを過ぎました。
「カクテイシンコク」という天敵と戦っている間に、あっというまに2月も後半に突入していたのでした。
ようやく終わりましたよ、戦いが。
毎年毎年繰り返していることなのに、どうしてこう毎回新鮮な苦痛を感じるのか。
確定申告だけはどうしても慣れるということがありません。
いつも2月は苦痛なのです。
優秀なアプリのおかげでいざ作業を始めてしまえばとてもあっけなく終わってしまうことだし、なにしろこんな小さのお店のことですから作業にかかる時間というのはそれほどたくさんということはないのですが、とにかく作業に取り掛かるまでの気持ちの重さがものすごい。
だから本当の天敵は確定申告なのではなくて、作業に対する自分の気持ちなんでしょうけれども。
さて、苦痛な作業もようやく終わって次に取り掛かったのがパウゼのプチ模様替え。
今回は窓をちょっとだけリニューアル。
まだまだ寒さは続いているけれど、太陽の光は確実に春に向かっている感じ。
店内の植物たちを見ているとそれがよくわかります。
こうなると、もう少し光を店内に取り込んであげたいなぁという気持ちになりまして。
冬は障子のような感じがいいなぁということでの和紙の窓シートを使っておりましたが、すりガラス風に取り替えてみました。
春が待ち遠しくてちょっと先走っちゃった感も少々ありますが、昼間の店内はこれまでより少し開放的な感じになりましたよ。