日記
森林浴気分
自宅のベッドサイドにちいさなタンスを置きました。
自分で組み立てるタイプのものです。
ちなみに私、組立家具って大好きで。
出来上がるまでの「できるかな感」と、出来上がったときの達成感がたまらなく好きなのです。
話を戻してちいさなタンス。
無塗装のパイン材。
タンス全体から木の香りがするんです。
これがベッド脇にあるものだから、ほんとにもういい気持ち。
さて寝ましょうかとベッドに入るとふわりと木の香り、これがとてもいい。
木の香り、あらためて見直しました。
もちろん今までだって木の香りがいいってわかってはいたけれど、それほど興味はわかず。
でも今はなんというか、心底「いい香りだなぁ」としみじみ感じるのです。
これってっぱりコロナの影響でストレスが以前と変わったせいもあるのかなぁと思ったり。
本当なら自然の中へでかけていって木の香りを思いっきり吸い込みたいところだけれど、なかなかそうもいかないので当分の間はタンスの香りでいいか。
いや、そんな言い方は良くないな。
森林浴代わりがタンスの香りじゃ、森に失礼か。
森林浴、したいなぁ。
森、行きたいなぁ。
まぁとにかく、今まであまり興味を持たなかった香りを心地よく感じるというのは、自分の中で何かしらの変化があるってことなんだろうな。
私はひとまずタンスの香りでいいけれど、パウゼのお客様にもこの心地よさを味わっていただけないものかと考えるようになりました。
森林浴気分になれそうなブレンド精油があったらいいのになぁ。
ちょっと探してみようと思います。
思いつきで
お店の外にかけている小さなフラッグ。
この建物がパウゼですよ、という目印みたいなもので。
無くてもいいものだけど、あったほうがなんとなくいい。
これがだいぶくたびれてきたから、そろそろ新しいのをオーダーしなきゃだなぁとずっと気になってはいたもののようやく行動に移したのが去年の秋の終わりごろ。
いつも制作をお願いしていた暖簾やさんに連絡を取ろうとホームページをさがしたら、なんと夏のはじめに廃業していたとのこと。
もたもたしてないでもっと早くに連絡しておけばよかった。
ものすごーく後悔。
気になったときにすぐ行動していれば間に合っていたはずなのに、まぁいつかそのうちになんてのんびりしていたせいでこんなことに。
まさか廃業なんて、夢にも思っていませんでした。
あー、残念。
ほんとに残念。
なくなっちゃったのか、あのお店・・・
後悔ばかりしていてもフラッグは傷んでいく一方なので、気持ちを切り替えてはやく新しい業者さんを探しましょうってことでいくつかの業者さんに相談してみるものの、なかなか理想通りにはいかない。
フラッグにこだわるのをやめようか。
そうだネームプレート的なものをぶら下げてみたらどうだろうか。
いやもういっそのこと、もう何もぶら下げないってのはどうだろうか。
なんてことをぐるぐる考えて。
結局、ちいさなネームプレートをぶらさげたらこじんまりとしてかわいらしいのでは、という結論に至りました。
で、試してみたら、こじんまりとしすぎてなんだかさみしい。
そのうち見慣れるかなぁなんて思ってもみたけれど、さみしい感じを見慣れるっていうのもなんだか良くないような気がするなぁ。
じゃあ、このネームプレートを使って、フラッグみたいにしてしまうってのはどうだろう。
そんな思いつきで作ってしまった「パウゼの目印」
雨が降っても風が吹いても、いまのところ負けてない。
なんだかいろいろと迷走したけれど、ひとまず一件落着。
というわけで、パウゼの目印が新しくなりましたよ。
3びきのしろねこ
いやー、もー、また雪かきかー。
朝からうんざり気分で外を見ていたら、おやおや庭にネコ耳発見。
巨大な白猫って感じ、しかも三匹。
昨日も一昨日も雪が降ったけど、たしかこんなふうにはなっていなかったような。
今日はたまたまこんなふうになる条件が揃ったということなのかな。
まぁとにかく、巨大ネコ耳です。
これはちょっとおもしろい。
単純な私はついさっきまでのうんざり気分などすっかり吹き飛んでしまいました。
以上、今朝の風景でした。
うつくしいようかん
fly me to the moon…と歌うフランク・シナトラの声がここ数日、私の頭の中でぐるぐるしております。
そのきっかけは羊羹。
大親友が贈ってくれたステキな羊羹の名前が「Fly Me to The Moon」だったのでした。
おやつ好きな私だけど、羊羹っていうのはめったに食べないもの。
自分じゃまず買うこともないし。
嫌いなのではなくて、興味がなくて。
だからこんなふうに贈ってもらえると、自分の世界が広がる感じがしてなんだかとっても新鮮です。
しかもこの羊羹が美しいのですよ。
ほらこんなふうに。
なんで自分が切った写真じゃないのか、というとそれはもちろん美しくカットできなかったからで…
いや、きっと、あと2~3回おやつの時間を過ごせば、上手にカットできるようになるにちがいない。
美しいといえば、この羊羹、箱もすごーく美しい。
お菓子の箱とか缶とか、そういうものにめっぽう弱い私。
それも知ったうえでの、この羊羹なんだろな。
さすが大親友、お見通しです。
ステキなものをありがとう。
縁起物
あけましておめでとうございます。
今年もパウゼをどうぞよろしくお願いいたします。
さて。
私、元旦からちょっといいものを見ちゃいました。
紅白のマフラーを巻くネコ、です。
ウチのシマネコが窓の外を見てバタバタするので何事かと確認すると、庭に白黒ニャンコがおりました。
土ぼこりでかなり汚れたお体、そして顔まわりには何か白い物体がフワフワ。
お正月早々ハンティングかしらと思い「いったい何を捕まえたんだ?」と少々ドキドキしながら観察してみると、獲物をくわえているのではなくてマフラーの端っこが揺れていたのでした。
体に対してちょっと大きめのそれは、明らかに首輪ではなくマフラー。
サンタクロースみたいな感じの、赤くて両端が白いやつ。
汚れた体にサイズの合わないマフラー、そんなニャンコが私の目の前を通り過ぎていったのでした。
これがクリスマスシーズンならサンタクロースの弟子ってことにしますが、いまはお正月。
サンタクロースカラーではなく紅白のマフラーということで、ちょっと不思議な格好をしたこのコを「お正月の妖精」と呼ぶことにしました。
「今日は冷えるから」と飼い主さんにマフラーを巻いてもらったのかな、なんて想像するだけで笑ってしまいます。
それにしても、ちゃんとマフラーを巻いたままお散歩するなんて偉いなぁ。
元旦から、ちょっといいものに出会った気分。
思いがけず、楽しくてあったかい気持ちにしてくれたこのコは私にとっての縁起物ってことで。
今日も来ないかなぁ、紅白マフラーの妖精。