日記
常連さんがやってきた
天気の回復を待ち焦がれていたのは私だけではないようで。
雨が上がった途端にパウゼに続々とやってくる常連さんたち。
すてきな首輪をつけた黒猫ちゃんは、先週やってきたお客さま。
今朝の開店前にはこのコとはおそらく別の黒猫ちゃんが(首輪をしていなかったので)そして午後にはしま猫ちゃんが、パウゼの庭にやってきました。
パウゼの庭のキャットニップ、この界隈の猫さんたちには大人気のようです。
パウゼの前が猫の通り道になっているからいろんな猫がキャットニップの存在を知っているのか、それともこのあたりの猫たちのネットワークによる情報共有なのか。
猫を驚かせないように、庭先で猫に出会ったときにはできるだけ無関心を装います。
「あなたのことなどぜんぜん気にしていませんよ」的な感じで、なるべく猫のほうを見ないように、間違っても目を合わせたりしないように。
でも心のなかでは猫を見たくてたまらないし、できることなら仲良くなりたくてたまりません。
猫好きオーラを出しすぎないように気をつけて、少しずつ 少しずつ距離を縮めていこうと思います。
いつか仲良くなれるでしょうか。
無関心を装うため、洗濯物をとりこむフリをしてしま猫ちゃんに背中を向けてこっそりカメラだけを向けてみたら…すごく見られてました。私の小芝居などバレてるってことでしょうか。
頭を冷やしに来ませんか
パウゼのメニュー「あたまのトリートメント(ヘッドマッサージ)」に使用する頭皮用ローションを、ひんやりタイプに切り替えました。
つめたく感じるローションをスプレーしてから、頭皮をほぐしてゆきます。(もちろん敏感肌の方には無理に使用することはございませんのでご安心ください)
ここのところ肌寒い日々が続いてはおりますが、そろそろ頭はひんやりしてもいいかなと思いまして。
頭がひんやりするのはほんとうに気持ちが良いので、私もパウゼでよく利用しております。
髪の毛が多いせいか、とくに夏は頭に熱がこもる感じがするんですよね。
たとえば怒りの感情とか興奮などを鎮める時に「ちょっと頭を冷やして」という言い方をすることがありますが、そのような意味合いでパウゼにヘッドマッサージを受けに来ていただくというのも良いのではないのかな、と思ったりします。
仕事でちょっと嫌なことがあったりした時に、その感情をできれば家に持ち込みたくないですよね。
たぶん私だったら、仕事が終わってもその事ばかり考えていやぁな気分になってしまいそう。
ごはんだって美味しく食べられないだろうなぁと思う。
ていうか、ご飯を食べる気分にすらなれないかも。
ちゃんとご飯を食べないから気分も上がらずますます気持ちも弱くなってしまいそう。
「過ぎたことを考えるのはよそう、気持ちを切り替えよう」と頭ではわかっていても、なかなか負の感情から抜け出せないだろうな。
嫌なことがあった時に私だったらこういうパターンかな。
こうして文字にしてみると、なんだかすごいぐずぐずだな私。やだなぁ。
皆さんはなにか気持ちを切り替えるコツみたいなものをお持ちでしょうか。
家に帰れば、家族と過ごせば、仕事の嫌なことなんてきれいさっぱり忘れられるという人のほうが多いのかな。
だとしたらいいのですけれど。
もし、どうしても今日はこのままの気持ちで家に帰りたくないな、と思った時にはパウゼを思い出していただけたら。
仕事場とお家の間にワンクッション。
もちろん嫌な気持ちをすべてパウゼに置いてゆくことはできないかもしれないけれど、仕事ともお家とも全く関係のない場所でちょっとだけ過ごすことがストレス対策の一つになるかもしれないのではと思うのです。
パウゼのヘッドマッサージは15分 ¥1000(もちろん延長可です、15分単位で)
あんまりゆっくりもしていられないけど、ちょっとだけ気分転換したいなという時にはぴったりのメニューです。
15分を過ごすためにわざわざ予約をしなくちゃいけないのか、という面倒さはあるかもしれませんがそこはメールやLINEで「今日このあと空いてます?」といった感じでちゃちゃっと済ませることもできますので。(施術中ですぐにお返事ができなかったらごめんなさいなのですが)
イライラしてなんとなく落ち着かない時、なんだかもう疲れてぼんやりしたいかもという時、頭をシュッと冷やして丁寧にゆるゆるともみほぐされたら少しは優しい気持ちを思い出せるかもしれません。
自分の体を丁寧に取り扱われるという時間、頑張っている人にこそ必要ではないのかなぁと思うんです。
ちょっと頭を冷やしに、パウゼに寄ってみませんか。
おもてなし
昨夜もずいぶん派手にやってくれたようです。
いやもしかしたら今朝早くに、ってことかもしれないけど。
葉っぱは穴だらけ、茎はぐにゃりと折れ、砂利は撒き散らされ。
パウゼの庭がパーティ会場になっていたようです。
なんのお話かというと、これ。
虫がかじったのではなくて、おそらく猫なんです。
だってキャットニップだから。
歯型がいっぱい、茎はぐにゃり、よーく見ると猫の毛らしきものもふわふわと。
葉っぱをかじって、体をすりすりして、砂利の上でゴロンゴロンしたのでしょう。
べつに猫を誘い出すためにわざわざ育てているわけではないのだけれど、毎年なんとなく生えてくるからなんとなくそのまま好きなように暮らしてもらっているわけなのです。
それが今年はまたひときわ盛大に育っておりまして、今まで見かけた猫は4匹。
茶トラ、キジトラ、白黒、黒猫。
私が気づいていないだけで、もっと常連さんがいるのかもしれません。
さすがに育ちすぎて周りのバラたちにご迷惑がかかってきているようなので、キャットニップは少しカットすることに。
カットしたものは乾燥させてウチのネコズのおもちゃでも作ろうかとも思ったのですが、今回は常連さんたちのためにカゴ盛りにしてみました。
このまま明日の朝まで置いてみることに。
キャットニップの盛り合わせ、常連さんたちは喜んでくれるでしょうか。
4分間
半年に一度、歯医者に行くようにしています。
クリーニングだからなにか痛いことをされるわけではないとわかっているのに、やっぱり毎回どきどきしてずっとハンカチを握りしめているという情けない人になってしまいます。
何度経験しても、どうしても慣れないものです。
今日もその「半年に一度」の日で(実際にはぐずぐずと予約を先延ばしにして半年をだいぶ過ぎてしまったのだけれど)やっぱりハンカチを握りしめていたわけなのですが、最後にフッ素を塗ってもらってから待つ4分間がちょっと気分いいかも、と気がつきました。
何もしないというか何もできないからただひたすら天井を眺めているしかないのだけれど、この「ぼんやりすることしかできない時間」ってけっこう気持ちのいいものだなと、何年も歯医者に通っていて初めて思いました。
もしかして、パウゼのお客様も施術中はこんな感じなんだろうか、なんて思ってみたり。
椅子を倒しただ状態だから体勢は似てるよね、ほとんど動けないっていうのも似てるね(いや、パウゼのお客様は施術中も動いて大丈夫ですよ)なんてことをぐるぐる考えていたら、あっという間の4分間でした。