日記
枯れ草
パウゼのドアの前に枯れ草がワサワサ生えているんですけれども。
枯れ草が生えている、というのはおかしいか。
枯れた草がそのまま放置されている、という状況ですね。
少し前までは元気だったんですよ、朝に凍れた葉っぱも昼間はシャキッとした姿に戻っていたので。
さすがハーブは強いねーなんて感動しておりましたが、すっかり冬の寒さとなってしまったらやはり今年の活動を終了させたようです。
こうなるともう切らなきゃいけません。
お店のドアを開けたら目の前に枯れ草がワサワサだなんて、ちょっといただけない。
なんですが。
今日、お店の前で黒猫さんと鉢合わせ。
なんの迷いもなく真っ直ぐにのしのしやって来たご様子、これは間違いなく目的があってのことに違いないのです。
なんとなくぶらぶらやってきた感じではありません。
どうやら黒猫さんの目的はドアの前の枯れ草、つまりキャットニップのようでして。
私に警戒してビクビクしていたにもかかわらず、枯れ草をあげてみるとそれはもうごきげんで。
寒くなってからは私があまり外に出ないから気づいてなかっただけで、猫のお散歩コースとしてパウゼの前はまだまだ活用されていたようなのです。
これじゃあまだまだ枯れ草の撤去はできません。
寒い中せっかくここまでやって来たのにキャットニップが突然なくなっていたらすごくがっかりするんじゃないかと。
猫たちの楽しみを奪うことはできません。
このまま雪に埋もれるまで、そしてなんなら春になって雪がとけて新芽がでるまで、枯れ草はこのままにしておこうと思います。
お店の景観としては少々みっともないのだけれど、これは猫たちの楽しみのためなので。
パウゼにご来店の際はどうかこの枯れ草をあたたかく見守っていただけたらと思います。
陽気なコトリ
前々から気になっていた小鳥をパウゼにお迎えしてみました。
しかもクリスマスバージョンなのでなんだかすごく陽気な小鳥って感じです。
もう、クリスマスがたのしみでたのしみで毎日浮かれちゃってます、みたいな陽気さがいい。
陽気に歌ってくれます。
とてもかわいらしいのです。
人感センサー搭載とのことで、私がお店に出入りするたびに大きな声で元気に歌ってくれます。
そのため、油断してるとかなりびっくりしてしまいます。
毎日一緒に過ごしている私ですらいまだにびっくりしてしまうのですから、お客様が来る時にはスイッチをOFFにしておくように気をつけているのですが。
もしうっかり小鳥が歌い出したらごめんなさい。
陽気で元気なパウゼの小鳥はクリスマスまで滞在します。(クリスマスソングしか歌えないので…)
歌う姿を見たい時は私にお声掛けくださいね。
オレンジ色
ひさしぶりに施術用チェアにゆっくりと座ってみました。
お客様がいないときは私がいつもこの椅子でくつろいでいるんじゃないかと思われているのかもしれないけれど、じつはそうでもないのです。
この椅子に座る習慣は、ないのですよ。
とくに理由があるわけではなくって、なんとなくこの椅子に座る習慣がないというだけ。
ただ、ごくたまーに座ってみたくなる時があって、そうすると店内でのお客様の目線がどんな感じかということにあらためて気がついてハッとすることがあるのです。
お客様から見た、パウゼの店内。
なんだかいまの店内は、白の分量が多いかも。
私はいつもお客様と向かい合うかたちが多いので、反対側の景色を見ています。
私から見る店内は、オレンジ色のソファに色とりどりのハンドメイド雑貨・・・けっこうカラフルな世界なんですよね。
だからちょっとびっくり。
そうか、お客様が見ている店内はこんなに白かったのか、と。
白、多いな、やっぱり。
これから寒くなっていく季節、もうちょっと色があったほうがいいだろうか。
とはいえどんな色を加えたらいいだろうか、どんなもので色を加えたらいいだろうかというのがいまいちひらめきません。
そのため当面の間は光の色であたたかみをプラスしてみることに。
ゆらゆらとゆらめくろうそくの光・・・みたいなライトで白い空間にほんのりオレンジを加えました。
ぼんやりするにはいいですよ、これ。
いつまでも見ていられそうです。
施術中、スマホを置いてぼんやりしたくなったときにはぜひ眺めてみてくださいね。
1秒で5cm
心を癒やすには1秒に5cm進むくらいの速さでのタッチが効果的というのはよく知られたお話。
ただ、これを実際に試してみるとなかなかのゆっくりさなんですよね。
たとえば私の左腕、指先から肘の内側までの長さは36cmくらいらしい。
らしい、というのは計測を頼める人がいないためスマホの計測アプリを使って自分でようやく測ってみた感じなので。
約35cmとして、この腕を7秒かけて滑らせていくというわけです。
かなりゆっくりです。
自分の中で「けっこうゆっくり動かしているなー」と思っているよりもさらにゆっくりな感じ。
せっかくなので触れている側にも癒やしの効果をということで、猫のしっぽで1秒5cmのトレーニングをしてみることに。
ふわふわのしっぽでオキシトシン効果を狙います。
このかたのしっぽは約25cmなので、5秒位かけて撫でていくといった感じです。
案の定、5秒経つ前に逃げられました。
残念ながらお互いに癒し効果得られず。
こういった情報を頭に入れつつも、これをそのままお客様への施術に組み込むかというとそう単純なお話でもないのです。
お客様の立場で考えてみたときに、リラックスのためとはいえ施術が始まっていきなりものすごくゆっくり触れられたりするのはどうなんだろうか、常連さんならともかく初めてのお客様にとって初対面の人からのファーストタッチがあまりにもスローだったりするとちょっと不安になってしまったりはしないだろうかと思ったりするのです。
それに心や体を癒やすためにはほかにもいろいろなアプローチのしかたがありますから、パウゼでの施術は1秒5cmが主役ということにはならないのです。
とはいえやっぱり気にします、1秒5cm。
施術のどこかでは取り入れたいと思いながらいつも様子をうかがっております。
5cmとまではいかなくても、もうちょい速めのスピードではどうかな、なんて探りつつ。
セルフタッチでも良いそうですね、1秒5cm。
ちょっと心が疲れたと感じるときには、みなさまもぜひ。
首をいためて、思うこと
数日前、首を寝違えてしまいまして。
おそらくですけれども、二匹の猫に挟まれて寝ているうちにおかしな体勢になっていたのではないかと。
それがまたちょっと強めの痛みで、一番つらいのが夜眠るとき。
どんな向きで寝ても、どんなに枕を工夫しても、それはそれは痛い。
眠れないほど痛い。
痛み止めを飲めばまぁ最初は眠れるのだけれど、数時間で目が覚めてしまう。
寝転がっている体勢だと一番痛みが増すので、いったん目が覚めてしまったらそこからは体を起こした状態で寝ているような寝ていないような感じで朝を迎えるといった具合。
痛みで眠れないなんてはるか昔の帯状疱疹のとき以来だなぁと思いながら(頭に帯状疱疹が出てしまったので当時も寝るときが一番痛かったのです)しんどい夜が数日続きました。
ぜんぜん眠れていないという状況ではありません。
ほんの短い間でもぐっすり眠れている時間はあるし、朝方だって体を起こしつつも最終的には眠っているのですから。
それでも満足な睡眠が取れない状態が2〜3日続くと、少し食欲がなくなりました。
そして食べる量が減ると、ちょっと気分が上がりにくくなりました。
気分が下がるというほどではないのだけれど、なんとなく感情がプラスの方向に作用しにくいような。
楽しければ笑うし嬉しいし、そこはいつもと変わらないのだけれど、一人でいるときの感情が若干冷え込み気味といいますか。
これが続くとどうなっちゃうんだろう、やっぱり心身ともにマイナスの方向に引きずられていってしまいそうな気がします。
あらためて、睡眠、すごく大事ですね。
睡眠時間の長さではなくて、気持ちよく眠れた!という感覚のほう。
これがとっても大事なのねと、この件でものすごく実感。
いままで眠りに対して不満を感じたことなどなかったけれども、自分の睡眠について考えるきっかけとなりました。
まずは猫たちと上手に眠る方法を考えなければですね。